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お客さんが好き

オンライン英会話で仕事のことを話していて
My clients have raised me up.
と言うと、
What do you mean? と聞き返される。
こういう感覚は日本人特有なんだろうか。

私はクライアントに育ててもらった。
入社してひと通り基本的な業務を教わった後、上司は「とにかくやってみなさい」と自分のクライアントを私に引き継いでくれた。

そのクライアントとは、もう5年の付き合いになる。新しい仕事をたくさんくれた。
私の売上げの6割は、そのクライアントからの仕事だ。
ストレングスファインダーで自分の強みを知って、それを仕事に生かすことを教えてくれた。
「自分たちをうまく動かせるように」と、カーネギーの「人を動かす」を読むよう薦めてくれた。
私は、協力会社の営業に、そこまでできない。

私の会社のチームは、クライアントを共通の敵と認識することで、一致団結する節がある。
営業に「クライアントから自分たちを守るヒーローであること」を期待していると感じる。

クライアントも人だから完璧じゃない。
何言ってんだろうと思うこともあるし、失敗を叱られることもある。
無理を頼まれたらNOと言うし、議論になれば意見する。
でも、私は自分のお客さんが好きだ。
信頼に応えたい、と思う。

この記事を下書きに入れて2週間。
ずっと投稿するのをためらっていた。

たかが仕事で大袈裟な、と笑われるかもしれないけど。
自分が長い時間を一緒に過ごす人を好きでいれることは、幸せなことだと思う。

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