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中華物産店でもう迷わない!バリエ広すぎ重慶魚泉ブランド搾菜を食べ比べてみた。

中華物産店に並ぶ、片手サイズのコンパクトなパッケージの搾菜。量も100円切る価格も、気軽に使いやすいのが魅力。
ある時、出先でふらりと立ち寄った店にて、なんと58円で販売!
買って帰るかと手に取ろうとしたら…
なんだか種類がいろいろあるではないか。
いろんなメーカーから出しているんでしょ、と思いよくみてみると…
全部、重慶魚泉ブランドではありませんか!

重慶魚泉(重庆鱼泉)搾菜有限公司WEBサイトの首頁(トップ)
搾菜量に圧倒される!

重慶魚泉(重庆鱼泉)搾菜有限公司は、搾菜をはじめとした漬物の一大メーカー。所在地の万州は山泉に恵まれ、魚たちが川を遡上し、集まって越冬ののち、春の到来とともに湧水とともに魚も溢れたのだとか。
地質的特徴としても、万州には岩塩の埋蔵量が豊富なことから、さまざまな野菜や肉などを塩漬けにする習慣があったといわれます。

ズラリと並んで陳列されていた、魚泉ブランドの搾菜たち。

これまでによく購入していたのは、下段左のシンプルなパッケージのもの。
こちらを手に取ろうとしたところ、並びに見慣れぬ顔ぶれがズラリ!思わず伸ばしかけた手を引いてしまいました。
どれにしようか決め直そうと思ったも一瞬、いったいこれらがどれだけ異なる特徴を発揮しているものなのか、全比較しちゃおうじゃないの、ということで、再び伸ばした手は全てを選択!
ではいざ開封。

①特等品

塩とごま油がしっかり利いています。最も食べ慣れた味でしょう。
なお、4品とも絲(細切り)の状態です。

②双椒脆

ごま油は使わず、赤・青2色の刻み唐辛子が入っています。
漬けてから既に時間が経過していることもあり、青唐辛子はパッケージ写真のように青々としておらず、搾菜と見分けがつきにくくなっていますが、辣味爽やかに広がります。

③鮮香搾菜

唐辛子の姿は見えませんが、全体がほんのりと赤みを帯びています。細かい唐辛子粉(细的辣椒面)を使用。塩のほか、砂糖・菜種油も。
②と比べると辣度は控えめな印象です。

④老板菜絲

「老板菜」は、搾菜の別称。ぱっと見は①と変わり無さそうですが、塩とごま油のほか砂糖も使われています。とはいえ、甘さは際立たず、塩気をマイルドに感じます。


以上、中華物産店で出合った、重慶魚泉ブランドの搾菜4品を比べてみました。味わいは少しずつ異なりますが、搾菜の活用法はいずれも共通して幅広そうなことに変わりなさそう。

そのまま下飯菜(ごはんの友)や酒のアテはもちろん、
刻んで和えものや薬味にしてもよし、
炒めものもよし、
粥に入れるもよし、
スープに入れるもよし、
麺料理の具にしてもよし、
餃子や包子(中華まん)の具だってよし!

ぜひ多彩なラインナップをお楽しみくださいね。

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