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「GO TO キャンペーン 〜幼少時代に巻き戻せ〜」の巻

今、警察署で免許証更新の手続き待ちです。
思ったより人が多く、コロナどころじゃない。もっとスムーズにならんのかね?


先日ムスコが手紙に「あいしてる」とメッセージを書いてくれた(笑)
そんなコトバどこで覚えたんだろ?
寝る前「お母さんと遊んでるの楽しい!」と言ってくれた。
嬉しいんだけど、最近お母さんから離れられないようになっている。
んー!とことんつき合うは、正しかったのか不安になる。
けど、突き放すのが正解とも思わない。


私はどんな子どもだっただろう?と考えることが増えた。
どうやって今の自分になっていったんだろう?
ちょっと自分を振り返ってみようと思う。


自分の一番古い記憶は4歳。
予防接種を受けに近所の子達と役場に向かう途中、ふと思った
『注射で泣くのはダサい!』
あの時の風景は今でもハッキリ覚えている。
4歳の決意は揺るがず、注射で一度も泣いたことはない。
これがあるから、ムスコの決意のようなものに共感してしまうのかなぁ…


私は小さい頃、けっこう人見知りだった。
大人は、子どものした失敗や言い間違いを笑う。今なら可愛いから笑うと理解できるが、あの時の私は大人に笑われるのが嫌だった。
笑われることは、すごく恥ずかしいことだと思っていた。なので親戚の集まりが苦手だった。他のイトコのように大人としゃべれず、固まってしまう。
親が謙遜して子どもを卑下するのもイヤだった。傷ついていた。
この時の気持ちは今も残っていて、シャイな子と接した時は無理させたくないな、と思う。
その点ムスコは、自分から大人に話しかける。一方的な会話だが、勇気があるなぁ!といつも感心する。
笑われたら、大人以上に笑う。自分が好きなのかもしれない。


親の言うことは、渋々聞いていたなぁ。我慢しなさい!て言われたら、我慢してた。
あまりアレ買って!コレ買って!て言った記憶もないし、簡単に買ってもらえた記憶がない。
無鉄砲な兄に手を焼いていただろうし、田舎の閉塞的な人間関係に息も詰まっていただろう。そんな中、パートで働いていた母。
今思えば精神的にも、時間的にも余裕がなかっただろう。生意気なコトを言えば頬をつねられたし、反省しなさいと押入れに入れられた。あの頃は、親が怖かった。
ムスコは我慢が苦手そうだ。超頑固ゆえなかなか折れてくれない。
全力でぶつかってくる。お前は親が怖くないのか!?

あまり知らないバンドでも「一緒に観に行かない?」と誘われたら行ってみる。それが合わなくても、行った経験の方が自分にとって満足だったりする。
「誕生日に何食べたい?好きなモノ食べに行こう」と言われても、私はこれが食べたい!が思いつかない。
私は嫌いなモノがあまりない代わりに、好きなモノもそんなにないんだなぁ。
小さい頃、やりたいこと、面白いと思ったことを親に共感してもらえなかったからだと思う。
否定されると、シュンとなってそれ以上に言わなかった。だから好きを貫けなかったのだろうか?
逆に好奇心だけは強い。とにかく体験してみたいのだ。やってみてから絶対ムリ!て思わない限り、嫌いと言わない。
ムスコは好きなモノを見つけるのが上手だ。ぞっこんでのめり込んでて、羨ましい!!
今は一緒に、ムスコの好きなモノを楽しんでる自分がいる。


時代も今ほど急かされておらず、子どもだけでザリガニ捕りにいくのは当たり前だった。
上の世代に混じって遊んでいたので、けっこう危険なことも体験した。
けれど、どこかしら大人の目を感じていた。
悪いことしたら怒られる!という危機感もあった。
社会で子育てしてる時代で、私は育ったんだなぁと思う。

親以外の大人と接するようになるのは、小学校以降。
次回は小学校時代を振り返ってみる。


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