第9話「助けを求めちゃダメですか?」の巻

凸凹の会を開催した翌日から、ムスコは輪をかけて幼稚園を拒否するようになりました。
私も無理に行かせるのはやめ、ムスコに寄り添う方を選びました。
ちょうど療育センターで心理の予約が入っていたので、今の現状を聞いてもらい、アドバイスをもらおうと考えていたのです。

この心理の時間が、唯一我々夫婦の心の支えでした。
ムスコは優しい先生とゲーム感覚でテストをする。
この時、ムスコの発達具合を診ているようで、時間にして20分くらい。
それが終われば、好きなオモチャで遊べます。
ムスコが遊んでいる間、親は心理の先生に近況報告や悩み相談をする。
1時間以上は話して、終わる頃にはスッキリした前向きな気分になります。

この時は、相談したのは
・マイナスなこと(負ける、血が出るなど)に対してパニックが激しくなってきた
・登園拒否が増えた
・園との関係にずっとモヤモヤしている

園でのムスコの様子を伝えられるが、「どうしていきましょう」に全然つながっておらず、自分も園に対して、遠慮や諦めがあって、提案も相談もしていませんでした。療育センターは園とのつながりもあり、園訪問や相談にものってくれると聞いていので、ソーシャルワーカーに間に入ってもらい、力になってもらいたいとお願いしたのでした。

人好きで陽気なムスコが登園拒否。
親としては、ゆっくり、じっくり、ことをすすめたかった。
園に対して信用は落ちたけど、モンペになりたいわけじゃない。
ムスコの苦手としてる部分をもっと知って欲しかった。
第三者にも力を貸して欲しかった。
私たちには知識と経験がたりない、と思っていたから…

そして翌日、自分たちの思いとは全く別の方向に自体は動いていきました。
このあたりは毎日が事件だった時期です。
できるだけ正直に詳しく当時のことを伝えていきたいと思います。

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