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「5月10日(月)のこと」

1.月曜日。今日は同好会の代表者会議がある日。12:30からなので、午前中はゆっくり。
2.ムスコの幼稚園は、母達の活動も活発で例えるなら高校の生徒会のようである。で、同好会は部活みたいなものだ。
3.その部活の中の読書会の代表を、今年請負った。昨年の10月に転園してきた上に、コロナ禍で同好会自粛。お手本になる物を見ていない。けど、やってみようと引受けた。
4.ホントならば移住計画で今年は余裕がない。ないけど、この母達がつくる自治で、ある程度仕事をこなせれば自信につながると思った。
5.ラジオをやってみたい。図書館ツアーをしてみたい。など、アイデアはポンポン出てくる。それを実現できれば、仕事を探す(orつくる)のに胸張って言えると思った。
6.どんな会議かあまり深く考えず、今日も自転車コギコギ幼稚園へ向う。
7.幼稚園に母達の活動部屋が用意されていて、その部屋に22人が車座になる。今回は顔合わせと言うことで、会長副会長が場を仕切ってくれた。
8.今日のレジュメを受け取る。最初の項目に「大代表、書記、会計」とあった。あぁ、またみんなが苦手な役決めだ。誰が音頭を取ってくれるのか、自分ではないと思っていた。
9.いきなり役決めもやりづらかろう、と今年の「同好会お誘いの会」の話を始めた。例年なら幼稚園のホールを借りて、同好会のお披露目をするのだ。
10.全10団体。読書、育ちあい、着物、手芸、子育て倶楽部、スポーツ、料理、歌、人形劇、絵本読み聞かせ。
11.実際に観て、入部申込み!がデフォだが、今年は総会でさえ紙面で行った。いわんや、同好会をや!である。
12.ならばどうしましょ?の会長からの問いかけに、同好会も紙面でお披露目、お誘い会の方向で話が進んだ。部によっては、対面の方が魅力は伝わる。You Tube案も出た。
13.なぜか園の方針は、オンラインで事を済ませるのに良い顔をしないらしい。会って話して絆を深めて欲しいそうだ。手軽なSNSが人の繋がりを薄くさせると感じている。
14.会議の時間も限られている。我々は、残業ができない。子ども達のお迎えがあるからだ。
あと15分ほどになって、本題の役決めに戻った。
15.会議中、何度かお金のことが話題に出た。その時、昨年度会計だった母が中心に話を進めてくれた。その勢いで「会計やりましょうか?」と手を挙げてくれた。
16.その流れで、昨年度書記をやっていた母が「書記やります」とテンポよく決まった。あとは「大代表」だけである。
17.この時「うぅ〜、どうしよう」と悩んでしまった。会計も書記も昨年一緒に仕事をした仲間である。この二人となら、また仕事してみたい。
18.でもおい、ちょっと待て!お前は移住計画があるんやぞ!そんな余裕があるかいな!とツッコミを入れてくる自分もいる。あぁ、どうすべきか…
19.「お前がやらんで、誰がやる?」小3の時担任に言われたこの言葉が、私の性格を最も現している。これは正義感なのか?責任感なのか?「や、やります…」自信なさげに手を挙げた。
20.あーぁ、またやっちゃった。けど、この勇気のようなモノがあるから、今の私が作られてきた。そしてまた新しい自分が作られるのだろうな、と思う。忙しくなりそうだ。

付録


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