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「あったらいいな、こんな学校」の巻

ムスコが変身ベルトで華麗に変身を決める頃、私は小学校選びと移住の計画を模索し始めた。

幼児生活団みたいな学校…
生活団は東京の東久留米にある自由学園が主体のようだ。
あと聞きかじりでモンテッソーリやシュタイナーなどで検索を始める。
どんな学校か詳しく伝えることはしないが、自分が受けてきた教育と全然違うことは分かる。

だたひとつ、【京田辺シュタイナー学校】が気になった。
なぜ気になったか?
私の地元にめちゃめちゃ近かったからだ。
まずは見学かなぁ…と思っていたらコロナである。
本来なら5月には見学が予定されていたが、9月に延期。
図書館で「親と先生で作る学校ー京田辺シュタイナー学校12年間の学びー」を借り、どんな学校かを学んだ。

文字を習う時、私の知ってる学校教育は、先生のお手本を見てノートに書く。
シュタイナーは、カラフルなクレパスで文字の成り立ちを絵を描くように学ぶようだ。
詩を読むことが頻繁にあるようで、まるでお伽話のような学校。
私がいいなー!と思ったのは、小学生の低学年で小屋を作るところだ。
あと高校生にあたる頃、測量もやるようだ!
時々町中で見かけるけど、何をしてるか分からないアレ!
よっぽどのことがない限り経験できないことがやれるのか!?
なんだか私のほうが羨ましくなってくる。


最noteでも色々と情報を集めていく中で、知ったこと
・ボールを蹴ってはいけない
・テレビを見てはいけない
おそらくシュタイナーでは大事な意味合いがあるとは思うが…
ムスコにそれが理解してもらえるかが心配。

ムスコは特性のおかげで、ひらがな、カタカナ、簡単な漢字も読んでいる。
図鑑などは大好物で、文字を目に入れるのが落ち着くのだろうと推測する。
オモチャ売り場でも、パッケージの裏を真剣に見ている。

テレビは気に入ったらエンドレスで観る。
2歳くらいは電車番組。
「鉄道ひとり旅」「撮り鉄」「呑み鉄」「鉄オタ選手権」時に「タモリ倶楽部」もお世話になった。
幼稚園に入ってからは、動物番組。
「ヤバイ生き物」「動物不動産」はヒマがあるば観てた。
最近は「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」がエンドレスである。
映像の記憶もバッチリな上に、セリフまで覚えちゃうもんで…急に独り言のようにセリフが出ている。
脳内の記憶を元に話をしてくるから、こっちも同じモノを観てないとチンプンカンプンである。

ムスコのコミュニケーションが一番気にかかる。
シュタイナーは、ほぼ担任が変わらないようだ。
ムスコを深く理解してもらうには、長い付き合いと想像力をもった先生が必要だ。
友達とケンカになっても、目が届く環境であってほしい。
どうしてケンカになったのか?どう伝えればよいのか?
ケンカ=悪いこと、ばかりではない。
分かり合うために必要なはず。
臭い物にフタをする教育現場は、もう見たくない。
思いやること、他人を許すこと、認めること、できないことを笑わないこと。
人として大事なことを学べる場所を探している。

とにかく現地に行って肌で感じたい。
親子通園した時も、自分の目で確かめたから行動できた。
あぁ、コロナが憎い。けど、調べる時間はたくさんある。できることを、まずはやっていこう。


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