見出し画像

ChatGPT『キャンバス』全ユーザー開放:文章&コーディングを同時にこなす新環境

OpenAI 公式Youtubeより

12 Days of OpenAIの4日目は、「Canvas」機能のアップデートでした。さらに、無料ユーザー含む全ユーザーに開放

この機能は、チャットとドキュメント編集画面を連動させ、ビジネス文書作成、創造的なストーリーテリング、そしてコード実行まで、一つの画面で可能にします。

これによりチームでのアイデア出し、提案資料の洗練、コードの即時デバッグなどを効率的に行えるようになります。


Canvasとは何か?

Canvasとは、チャット画面と並行して使えるドキュメントエディターのような機能です。これにより、単なるテキスト対話を超えた共同作業が可能になります。

左側がチャット欄で、右側がエディター欄
  • 文章作成
    左側にチャット、右側にドキュメントが並び、ChatGPTが提案する文面を即座に編集可能です。

  • コード開発
    PythonコードをCanvas上で実行し、その場でエラー修正や再実行が可能です。

  • ドキュメントとの対話
    テキストやコードを「ドラフト」として扱い、必要なフィードバックをインラインで反映。コメントや校正を受けて即座に改善できます。

3つの大きな発表ポイント

1. 全ユーザーへの開放とメインモデル統合

Canvasは全プラン(無料を含む)で標準的に利用可能になり、メインモデルとの組み込みでシームレスな利用体験を実現します。

2. Python実行環境の搭載

Canvas上でPythonコードを実行し、テキストやグラフィックスを即座に確認できます。これにより、プロトタイピングやデバッグが圧倒的に効率化されます。

3. カスタムGPT(GPTs)との連携

カスタムGPTにCanvas機能を付与し、特定の業務プロセスに合わせたコンテンツ編集・生成が可能となります。

Canvasの活用例

・ライティングワークフローの強化

今までは難しかった「下書き」「編集」「再考」が容易になります。ビジネス文書やプレゼン資料、マーケティングコピーなどを作成する際、Canvasで文章を一元管理し、ChatGPTからフィードバックを受けながら作成できます。

・コード開発・デバッグの生産性向上

プログラミング学習やデータ分析を行うユーザーは、Canvas上でコードを実行することで、エラー修正や改善提案を瞬時に確認可能。これまでローカル環境で繰り返していた試行錯誤が、Canvas内で完結します。

・ビジュアル要素の統合

テキストベースの指示だけでなく、画像やグラフ、可視化ツールもCanvas上で扱えます。たとえば、顧客データ分析用のグラフ生成、社内向け資料用のイメージ挿入など、ビジュアル面でも生産性が上がります。

・カスタムGPT(GPTs)との連携で業務特化

カスタムGPTを利用している場合、Canvas機能が加わることで、ドキュメント作成からレビュー、最終的な出力まで一元的に行えます。たとえば、顧客対応テンプレートや契約書ドラフトの作成がさらに円滑に。


まとめ

Canvasによって、ビジネス現場での文書作成、データ分析、コンテンツ制作をより効率的かつ創造的にし、生産性を飛躍的に向上させます。

この新機能によって、社内外のコミュニケーションスピードが上がり、クリエイティブなアイデアを即座に形にすることが可能になります。

Canvas機能にはもっと多彩な応用例があると思いますので、どんどん活用していきましょう。

関連リンク

今までの日程の要約マインドマップはこちら


ビジネスパーソン必見!AI人材になるための3つのSTEP

AI BOOTCAMPでは、説明会を毎月実施しています。
次回は12/17(火)19:30~20:30

1. AIの最新動向を知ることができます
2. 生成AIの活用方法や自身が学ぶ目的を深めることができます
3. DifyやAIエージェントといった最新AIツールの活用方法を知ることができます

さらに、毎回大好評の60分間無料コーチング(5万円相当)をプレゼント🎁

詳しくは、下記申込みページをご覧ください👇️


AI BOOTCAMP BUSINESS部

AIに関する有料Discordコミュニティを運営しています!

画像生成や動画生成やAI Tuberまで、幅広いジャンルの話題が飛び交っているだけでなく、あまりSNSでは話題になっていない海外の最新情報も発信されています。

興味がある方は、下記公式LINEのリッチメニューより申請してください!

公式LINEのQRコード

いいなと思ったら応援しよう!