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【小説】もうひとりの転校生 あとがきのようなもの+おしゃべり

 このたびは小説『もうひとりの転校生』をお読みいただき、まことにありがとうございます<m(__)m>

 こちらの作品は2011年に書いたものを創作大賞2024のために大幅に加筆修正したものです。
 応募作だというのに、完全な新作ではなくてお恥ずかしい(/ω\)💦

『加筆』修正と言うとりますが、実際は加筆ではなく『減筆』です。

 なにしろ昔書いた作品なので、

「いらなーい、ムダー、くどーい」

 どんだけ無駄が多いの。ガシガシ削りました。

 結果、この作品の総文字数は約4万1千100文字になりました。といっても、元が何文字かは覚えていませんけどね(;^ω^)

 実はこの作品、とある賞に応募したことがあったんですよ(=゚ω゚)ノ

 ちょっとうろ覚えなんですけど、B芸社だったかな。ともかく、自費(共創)出版系の会社の文学賞にうっかり応募しまして。

 送ってから気づいたんですね。あ~これ自費(共創)出版系の会社じゃん。ダメじゃーんと。


 ご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、超テキトーな説明をしますと、自費(共創)出版系の会社というのは、本を刊行するにあたって、執筆者と会社と半々でお金を出し合いましょーという戦略で売っている会社さんです(ホントにテキトーな説明だな)。


 あなたの作品を出版しましょう、ただしそれにかかるお金は半々ね。

 宣伝費はこちらが持つから、制作費はそちらが払ってね。

 いっぱい売れたら印税が入ってくるから、最初はマイナスでもプラスになるし。

 めっちゃ売れたら一気に人気作家だよ! スターダムに上れるよ!



 ・・・こんな感じのふれ込みで、かつてはS風社とかH天舎とかいう会社が業績を伸ばしておりました。

 しかしその後、お金を払ったのに本が出版されない!というトラブルから訴訟問題になり、相次いで倒産。現在はB芸社だけが残っております(多分ね、テキトー)。




 これね、普通の自費出版と比べてなにが悪質って、



「宣伝費はこちらが持つから」



 まず、これですよね。

 だって、本当に宣伝してくれるか、どのくらい宣伝してくれるか、素人にはわからないわけだから。

 しかも、



「制作費はそちらが払ってね」



 これだって、本当に純粋な製作費かわからない。

 これはわたしの憶測ですが、



「これって、お金は半々どころか、(執筆者が払う制作費に)会社の利益まで乗せられてない?」



 見積もりから、そのように感じました。

 つまり、作家を夢見る世間知らずの素人を騙す詐欺みたいなものです。




 世の中、作家を目指す人なんて星の数ほどおります。




「この作品だけはなんらかの形で残したいな」




 傑作が書ければ、みなさんそう思います。


 普通の自費出版なら、問題ないのです。
 十万円くらい払って本をなん十冊か制作して、親戚や友達に配る。一生に一度(別に何度でも)の、思い出作りです。(数字はテキトーです)


 ただ、この自費(共創)出版系の請求するのはそんな可愛い金額ではない。


 おそらくですが、上乗せされてます。
 ひょっとすると実際に制作される冊数も、提示されたものと違うかもしれません。


 制作された本は手元に届くし、残りは書店に流通していますって言われても調べようがないし、気づかないよね、騙されてるって。


 その後、本すら制作されないという悪質な事件へと発展していき、自費(共創)出版系の会社は次々と倒産するわけですが。





 話が横道に逸れてしまいましたが、そういうわけでこの作品、B芸社(おそらく)の文学賞にうっかり応募してしまったのですよ。

 結果、共創出版を持ちかける書面が届きましたが、もちろん返信はせず。

 それで終わりと思っておりましたら、後日お電話がかかってきたのです。




「こちらの作品は素晴らしいので(以下略)」



 やはり共創出版の案内でした。




「いえいえ、結構です」




 なんと言われてもお金を出すつもりはなく、お断りしておりましたら、




「そうですか・・・残念です。僕はこの話、面白いと思うんですけど・・・」








 それが本心なら、共創じゃなくて普通に出版させてくれよ!!!Σ(゚Д゚)






 今思えば、そう言ってもよかったですね。



「ありがとうございます。自分ではお金を出さない形で、ちゃんと出版できるように頑張ります」

 そのようにお断りしました。

 あっ、誤解のないようにつけ加えますが、B芸社は現存しておりまして、いまだ本も刊行しておりますので、きっと倒産した二社よりはちゃんとしているのではないかと思われます。(テキトーですみません)





 さて、4月23日から始まった創作大賞2024、3箇月間という長いエントリー期間でしたが、まもなく終わろうとしておりますね。

 創作大賞2024には、『烏有へお還り』をホラー小説部門へ、『もうひとりの転校生』をファンタジー小説部門へ、それぞれエントリーしました。

 それにしても、3箇月もの期間があったというのに、ちっとも他の方たちの作品を読めておりません。これまでなにをしておったのかと、お恥ずかしい限りです(ノД`)・゜・。


 しかし、まだ時間は取れそうにありません。あと5日は、自分の作品の推敲に使おうと思っております(>_<)


 本当に申し訳ないと思いつつ、ひとまず23日までは推敲に時間を使い、30日までの応援期間中に他の方の作品を読んだり、応援記事を書いたりしようと思っております(有言実行!)。


 あああ! 応援記事と言えば、『烏有へお還り』『もうひとりの転校生』の応援記事を書いて下さった・・・




 ぞな天さん
 ゆんぐうさん
 ノリかなさん
 N=^_^=さん



 本当にありがとうございました!(ノД`)・゜・。
 なんてお礼を申し上げたらよいか・・・本当に嬉しかったです。感動で涙ちょちょ切れました。みなさん、本当に本当にお優しい・・・(´Д⊂ヽグスッ



 この感動を、頂いたご恩を、頂いた方たちに直接返すだけでなく、もっと他の人たちにも返すことで輪を広げていきたい!

 そう思っているのに、思っているのにぃ・・・(ノД`)・゜・。



 いやいや、まだ応援期間の終了まで時間があります。
 頑張ります!(`・ω・´)ゞ

 それでは、次は応援記事でお会いしましょう!(有言実行!)

 その時は、なにとぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

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