ホロぐら考察【えー、誰か食われてます。既に】

サムネイル引用【アニメ】えー、誰か食われてます。既に。

今回考察するのは【えー、誰か食われてます。既に。】です。一見綺麗に筋の通ったタイプのホロぐらに見せかけて、ストーリーの整合性が崩壊しています。なので頑張って解説してみようと思います。

では。

冒頭は「無い…無い…」と何かを探しているまつりから始まります。では、何が無いのか？ちゃんとしたストーリーならこれが伏線で、伏線回収でそれを発見に至るのですが、これはホロぐらなのでまつりがそれを見付けることは永遠に無いのです。
ですが、今回は親切にも無くしたものの正体は明かされます。それは、かなたの「まつり先輩、すべてを失ったんですね。」に対し、まつりは頷いています。よって、まつりが無くしたのは「すべて」です。あまりにもざっくりでそんなもの探してたのはおかしいだろと思う部分もありますが、まあ、ホロぐらではよくあることなので次に進みましょう。

すべてを失ったまつりに何かを与えようとしてコモドオオトカゲが用意されます。しかしこいつからラプラスの声がして、食われてるぞという流れになります。ここでタイトルを回収しつつ、ラプラスを救出する話に切り替わるのかと思いきや、ここから先はラプラスの心を持ったコモドオオトカゲが話を進めていきます。つまりどういうことかと言うと、台詞と映像が矛盾するのです。

【台詞】ラプラスはコモドオオトカゲに食べられてしまった
【映像】ラプラスはコモドオオトカゲの体になってしまった

では、台詞と映像が矛盾する場合、どちらを信じればいいのか？答えは簡単、映像です。例えば、「あんたなんか大嫌い！」と女の子が言っていても、頬を赤らめているなら嫌いじゃないとわかりますよね？この様に、映像を優先して見る必要があるのです。

続いて、こよりが出した四択に注目。Dの山田ハーマイオニーについてですが、かなり前のホロぐらで「前回のホロライブ！」ってネタありましたよね！あの中で記憶を失ったあくあが山田ハーマイオニーという嘘の名前を教えられ、皆のパシリになっていました。そこからの引用なので元ネタが気になった方は是非検索してみて下さい。

最後に、何故まつりはすべてを失ったのか？について考えてみようと思います。ストーリーの終わりで声を取り戻していることから、失っていたすべてを取り戻したと考えることが出来ます。では、何故取り戻せたのか。それはコモドオオトカゲとの出会い以外有り得ません。
そう思う根拠は、こよりとラプラスのやり取りの中の「ファイナルトカゲ」という言葉です。「ファイナルアンサー」の「アンサー」を「トカゲ」に変えたもので、「アンサー」＝「トカゲ」になります。すなわち、「まつりが無くしたもの」という今作のテーマに対するアンサーは「トカゲ」だったと言えます。


さて、いかがでしたでしょうか？今回の内容もあくまで私の解釈であって正しい情報ではありません。それでも最後までお読みいただき誠にありがとうございました。また次回お会いしましょう。おつトカゲ。