二ヶ月の自粛生活

そろそろ自粛が明けるようですね。思い返すと二ヶ月はあっという間でした。
せっかくなので、私の自粛生活について記憶の限りで記録しておこうと思う。もしかしたら先の時代で「当時の人々の暮らし」として資料になるかもしれない!

といっても、最初の一ヶ月くらいはひどいものだった。1日の長さを持て余して全方位に「寂しい寂しい」と言いまくっていた気がする。
今まで自分はわりと一人で生きていける人だと思っていたのですが、実家にいたり仕事をしていたりで、全くおしゃべりをしないなんて経験をしていなかっただけでした。

そんなとき、大学の友達が「zoom飲みなう」みたいなことをTwitterで言っていて、「あ、これを機に高校の友達と連絡を取ろう」と思いつきました。

私が高校時代に特に仲良くしていた友達は、大学がばらばらになったこともあり、全員が集まったことは卒業以来一度もありませんでした。
そして、みんなわりと連絡不精かつドライなので、グループラインの最後の日付も2019年1月2日でした。
でも、「zoom飲みしよう!」と言うと「何これインストールすればええん?」とか言いながら全員参加ができました!

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私も初めてのホストで、zoomの仕様に戸惑いながらも4時間くらい話していました。友達同士が同じ会社に勤務することになっていたり、そのまま結婚すると思っていた友達がいつの間にか別れていたり、かと思えば他方は相変わらずで、みたいな。
本当にお前ら報告しねーな!と思ったけど、そういえば私も仕事をやめたことは言っていなかった。

でも、それだけでは満たされず、4月10日頃がストレスのピークだった。noteに愚痴を書き連ねたり(ネガティブな感情を昇華したかったのだろう)、耐えきれずTwitterで愚痴を吐いたり(次の日に猛烈に消したくなったが、リプライをもらって消すに消せなくなった)していました。

そのときに何が辛かったかというと、周りには自粛を肯定的に捉えている人ばかりで(ネガティブなことを言うまいという雰囲気によるものもあるが)、こんな感覚なのは私だけなのかという思いにさいなまれるのが本当にしんどかった。
それが、自粛期間が伸びていくに従いあちらこちらで愚痴が聞こえるようになって私は逆に安心しました。やっぱそうじゃんね!?と。


今は雑談がしやすい環境ができたり(RUNTEQの運営陣には本当に感謝です)、自分の精神も落ち着いたのでそれなりに通常運転しています。いざとなれば雑談ができるというのであれば、普段人と話さなくてもわりと平気。

代わりに、というか、並行して1日の境界がなくなりました。朝起きてから寝るまでずっとパソコンを開いています。生産性として16時間分あるかと言われると疑問ですが、他にしたいことがない……。
たまにニコニコ動画で追っている動画を見ますが、YouTubeはあまり興味がなくなりました。本当に自分の興味が冷めるのは一瞬だなって思います。

そして、生活にメリハリがないから、シャワーを浴びるタイミングを逃して寝落ちは日課です。そんな中でも食事だけはしっかりとっているのはさすがという感じですが。

家族とかがいればある程度生活リズムができるんだろうけど、一人だとどうとでもなるからよくないですね。気楽だけど。


なんかここまで書いて、ネタも尽きてオチも思いつかないのでこのまま放流しておきます。
とりあえず、最初はめっちゃきつかったけど今は慣れた、それに尽きます。でも、これがずっととなるとちょっと怖いですね。自分の中のオフという概念が無くなりそうで、そのまま孤独死するんじゃないかって思ってしまう。

最後に。
メンタルが死んでいたときに付き合ってくれた各位には本当に感謝です。

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