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名刺交換してもそれきり。次に繋げるにはどうしたらいいですか?

先日のこと。
とあるイベントで以前何度か会ったことがあるAさんと再会。
久しぶり・・・たぶん1年ぶりでした。

そのときにAさんはご主人と一緒にいらしていて、私とご主人は初対面。
そのときにAさんがご主人に私を紹介してくれました。

「あいさんっていうのよ。
 あいさんスゴいんだから!」

「へぇ~。なにがスゴいの?」

「・・・。
 とにかくほんっとにスゴいんだから!!」

私を紹介してくれる人って、いつもそんな感じです。笑
その場面に同席していた私が吹き出しそうになりました。

だって「なんだかわからないけどスゴい」って、どういうことでしょう?
つまり「何もスゴくない」ってことと同じですよね。

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自己紹介をしない

それは私が悪いんです。わかっています。

私がどんな人で、どんなことをしているのかが、そのAさんには全く伝わっていないから、うまく紹介ができないわけですよね。

それもそのはず。
いつもそうなのですが、私は自己紹介をほとんどしません。
必要がなければ、名乗らないことさえあります。

「名乗るほどでもない」

と言うと、誤解を招きそうですが、実際そうなんです。

名乗ることで誰かの役に立てるのであれば良いのですが、私の場合、仕事に関しても「信用」の上の商売なので(売上や給与などの数字や個人情報などデリケートな情報を扱うので)、初対面で仕事を依頼されることはありません。

そもそも、私の仕事内容を知っている人はほとんどいないでしょう。
だって、いろいろしているので私自身もうまく説明できませんから。

***

お金と時間。その投資の代償は?

さて、ママ社長のお客さん質問です。

ビジネス系のセミナーや会合に出席して、名前を売るためにいろんな人との名刺交換をしています。
でも、その時は楽しくお話したりするのですが、次に繋がりません。
顔と名前を覚えてもらって、何かのときに自分を思い出してもらうためには、どうしたらいいですか?

ビジネス系のセミナーや会合に出席すると、いろんな人脈を得ることができます。
自分と同じベクトルの人とも出会えたりします。
特に人脈もなく独立起業した人は、そういう場で積極的に人脈を広げるのもいいかもしれません。
しかし、せっかくお金と時間を投資して出席しているわけですから、少しでも多くの人に顔と名前を売っておかなければなりません。

さて、そういう場にはたくさんの人がやってきます。
多いときは何百人といます。
あなたは、その中の1人でしかないわけです。

そこで、どう勝負するか。

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自己紹介を大幅省略してみる

そうなると、私が出した結論はこうです。

自己紹介をしない

だから、ビジネス系の集まりに出席しないんです。

でもこれでは、今回の質問の回答になっていないので、もう少し進めます。

自己紹介にもポイントがあります。
相手に必要な情報と、そうでない情報があります。

どれが必要で必要でないかは、初対面ではわかりません。
そこで、誘導するんです。
誘導先は大きく2つ。

✔ 会社のHP
✔ 個人のFacebook

その誘導先に自己紹介的なものがあれば、あとは相手が必要な情報を選んでくれます。
そうすることで、自分の自己紹介の時間を大幅省略し、その時間をリアルな話題や相手の興味を探ることに活用することができます。

大企業の社長さんたちはわかりませんが、ママ社長にはこの2つは大きな武器となって効いてきます。

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ママ社長の必須アイテムその①「名刺」

そして、その2つの以前に大事なアイテムがあります。
特に、ビジネス系の集まりでは必須!!

そう。「名刺」です。

当たり前のことですが、これを忘れてしまうと覚えてもらうどころか、次はありません。

名刺デザインのポイントもいくつかありますが、例えばこのような視点です。

・相手に効率よく届くデザインかどうか。
・名前が読みづらい人はフリガナをふっているか。
・両面の限られた範囲で、情報を効率よく伝えているか。など

わかっているようで、このポイントを押さえていないママ社長が多いですよ。

ご自分の名刺も再度チェックされてみてくださいね。
今までママ社長たちの名刺デザインも手掛けてきましたので、気になる方はどうぞご相談ください♪

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ママ社長の必須アイテムその②「HP」

あまりホームページを重要視していない方がいらっしゃいますが、それは論外!

今は、ネット検索の時代。
特に美容系のジャンルをされていて、自社のHPがないのはイケてませんね。

ほとんどの人がネットで検索して、事前に情報を得ようとします。
その時に、自社HPがないと信用性はガタ落ちです。

HPといえども、金額はピンキリ。
最初にある程度キチンと創っていれば、OK。
何度も買い替えるものではありませんから。

問題なのは、無料のソフトを使ってドメインさえもそのままにしてる状態です。
見る人が見ればすぐにわかります。
ドメインぐらいは取得して書き換えるといいでしょう。

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ママ社長必須アイテムその③「Facebook」

そして、これは軽視されがちですが、まだまだ効果大なのが「Facebook」。
名刺交換だけでは、顔も名前も記憶に残りません。

しかし、Facebookで繋がっていると、日常的な情報を知ることができます。
(頻繁に投稿している人限定になりますが)

このFacebookも「SNS戦略」として有効に使えますからね。
費用対効果はバツグンです。

***

費用対効果が高いアイテムはママ社長の味方

さて、いかがでしょうか。
少しでも参考になったでしょうか。

実際に私が感じてきたことを含めて「初対面から次につなげる」ための第1歩として書いてみました。

1.自己紹介する or しない
2.自己紹介する場合:名刺交換→HPまたはFacebookへ
3.名刺:ポイントを抑える
4.HP:ドメインを取得して自社のものを
5.Facebook:ビジネス用として使える投稿を心掛ける

これらは優先順位の高いものばかりです。
費用対効果も高いので、準備を整えておきましょう。

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