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有償依頼の請求方法比較

 こんにちは、フリーイラストレーターの頼和 愛(@ai_yoriwa)です。

 最近クラウドソーシングを介さないでご依頼を頂く機会が数件あり、報酬の受け取り方でどの方法が良いのか色々と調べました。

 全てを網羅しているわけではありませんが、いくつか主要なものをまとめてみましたので、直接取引を考えている場合、参考にしてもらえたらと思います。(手数料などの細かい情報は利用前に今一度ご確認ください)


銀行振込

メリット

 一番メジャーなやり方。

 誰相手でも頼める(口座ない人はさすがにいないはずなので)。

 請求者側に手数料なし。

デメリット

 振込先の個人情報がバレる(本名など)。

 依頼者側に振込手数料がかかる。

 リアルタイムでの入金確認ができない。


Amazon gift

メリット

 お互い匿名で可能。

 双方に手数料なし。

 チャージした残額の有効期限は10年。

 依頼者側の会員登録不要。

 番号をもらえたらすぐにチャージできる。


デメリット

 現金に換金できない(売上としての確定申告は必要なので要注意)。

 番号をもらってすぐチャージしないと使用済みという詐欺に遭う恐れもある。


Paypay

メリット

 お互い匿名で可能。

 双方に手数料なし。

 使える店が多いので、買い物や外食などに使える。

 即時受け取り可能。

デメリット

 お互い会員登録が必要。

 現金に換金できない(売上としての確定申告は必要なので要注意)。


Paypal

メリット

 双方匿名で可能。

 海外の方とのやり取りに便利(海外の人は結構アカウントを持っている)。

 手数料が安い(大体3〜4%。相手の国によって変動)。

 入金状況が即時確認可能。

デメリット

 どちらも会員登録が必要。

 日本人相手だとアカウントを持ってない人が多い。


BOOTH

メリット

 双方匿名で可能。

 クラウドソーシングよりは手数料が安い。

 オタクだとアカウント所持している可能性が高い。

デメリット

 双方会員登録が必要。

 商品として出品して買ってもらう必要があるため、他の人に買われる可能性もある(シークレット公開にするには手数料別途)


アズカリ

メリット

 双方匿名で可能。

 商品提供までお金を預かってくれるので、依頼者側が安心。

 クラウドソーシングより手数料は安い(取引金額により最低550円〜3.3%)。

 アマギフで出金の場合は振込手数料なし。


デメリット

 手数料が双方にかかる。

 双方会員登録が必要。

 他と比べマイナー(すみません)なので、無くならないか不安?


まとめ

 他にもサービスはあるかと思いますが、概ねメジャーどころは以上です。

 私が上記の中で実際使ってみたのはAmazon giftとPayPalです。

 個人的にハードルが低そうなのはAmazon giftかBOOTH(相手がオタクなら)かなと思います。海外の方向けなら断然PayPalですね。どの方法にも一長一短ありますので、ご自分のニーズに沿って選ぶと良いと思います。

 ちなみにクラウドソーシングを使わない有償依頼のやり取りとして今回こうして紹介しましたが、初めてやり取りをする個人の依頼者の場合、クラウドソーシングを使った方が無難です。

 「途中で連絡が取れなくなった」「後払いにしたら絵を持ち逃げされた」などのトラブルが有り得るからです。依頼する側としても第三者が間にいる方が安心でしょう。

 ちなみにやり取りしない方がいい依頼者の見分け方についてはこちら↓の記事で書いていますので、よろしければどうぞ。

 読んでくださりありがとうございました! 安全安心なお仕事をしましょう!

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