哀男とワニ

止まった時から抜け出せない筆籠りの人。 その内売れる小説家/人間観察家/生活空間粗家

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モノカキになるということ。

▼シュウショクということ 働きたくない。 当時の正直な気持ちだった。 正確に言えば「自分の好きなことをして生活したい。」だ。 それは誰もが一度は思うありふれた願望に過ぎない。 趣味も広く浅くのあるようでないようなものだし、 特技と呼べるものも絞りだしてもなかった癖に… 趣味の延長のような形で働きたい、という考えがあった。 「できるのならば皆そうしている!!」 そんな声が飛んでくるのは当然だし、人生を舐めていた。 まぁそれはそれで若者らしい考えであったかな。 これ

    • 謝罪

      前回の文章において『note』を『NOTE』と綴っていたことをこの場を借りて謝っておきたいです。誠に申し訳ございません。 私は謝罪に慣れていない。苦手だ。 「おっ前回のネタの続きか!?」と思って下さった方、とてもありがたいですがそうではないので、期待させてしまって申し訳ないです。 「謝罪に慣れた人間なんてやべぇ奴だろ!何言ってんだ!?」と思った下さった方、ご尤もです。当たり前のことを書いてしまい申し訳ありません。 「何だかネタ振りみたいな冒頭になってきていませんか?」と思っ

      • 苦手に潜む秘めたる想い

        誰にも苦手なことはあるだろう。 ここでの「苦手」は得意、不得意の部類のものではなく、それを目の当たりにして「あぁ嫌だな~」「うわ~どうしよ~」と嫌気が主張してくるものについて述べる。 私の場合、運動や歌は苦手だが、それ自体は好きなのでここでいう「苦手」には含まないことにする。 それでは私の「苦手」を発表しよう。 私の苦手なこと、それは・・・「自己紹介」である。 もちろん、名前を言ったり、経歴を述べたりすることが直接苦手なわけではない。別にあがり症でもないのでそういうのは大

        • シグナルは夕刻を告げる。

          信号は赤だ。 親子は青信号になるのを待つ。 子どもはじっとはしていられない。 一秒一秒を今できることに全力を尽くす。 母親は傍らで様子を見る。 子どもには夢中なものがある。 子どもは手に持った懐中電灯を振り回す。 電源を入れると光るそれは幼い子のハートを射止めた。 「懐中電灯消してね。」と母親は子どもに告げる。 そんな言葉をお構いなしにその子は電源の切り替えをする。 時は夕暮れ、母親の助言は的確と言える。 信号は青に変わる。 子どもの歩みはリズムを刻む。 母親は小走りに

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        モノカキになるということ。

          下書き、物書き、日々読み書き

          ▼下書き機能noteの下書き、そのまた下書きが増えてきた。 文章を書くのは好きだし、アイデアもすぐに枝わかれしていくもんなぁ。 いやぁ、どんな記事を投稿して読んでもらおうかな。 そんなこと思っているとまたちょっとおもしろいネタ浮かんだよ。 そんな感じで私は近頃noteと向き合っている。 「まだ2記事しか投稿していないくせに何を言ってるのだ!?」 と間髪入れずに思っておりますよ。 まぁでもちょっと聞いて下さいな。 四六時中考えているわけではないが、 何かちょっとしたこと

          下書き、物書き、日々読み書き

          いいわけ

          ▼言い訳「決してサボっていたわけではない。」 というのはサボっている人の常套句だ。 だからここで言わせてもらう。 「noteの更新を決してサボっていたわけではない。」 うん、もう後は読む人の判断に任せよう。 実際サボっていたかというとそうでもない。 下書きがいくつかあるのでまぁ意識は向いていたということだ。 言えば言うほど「言い訳」というものは完成していく。 「それって何だかサグラダ・ファミリアみたいですね。」 年月をかけて完成させるって点においてか? それはガウディとそ