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A型事業所での古着販売出張講座

6月22日、大阪にある就労支援継続事業所A型「糸星」さんに古着販売の出張講座をしてきました🕺

糸星さんとのお付き合いはかれこれ1年近くになりますが、ついに念願かなっての対面講座となります。

今回は、実際現場で利用者さんに教えている支援員さんたちに直接教えてほしいとのオファーを頂いたものです。

支援員さんは利用者さんの適正にあわせたサポートと仕事内容の技術指導をするスタッフさんです。

糸星はオーナー2名、支援員さん2名、利用者さん6名。
古着販売事業の他に、古着卸、納品代行、HP制作、デザイン等幅広い分野で活動をされています。

あ~~~もっとたくさん写真撮っておけばよかったな!と後悔( ;∀;)

お昼前に到着し、自己紹介、事業所案内、ランチを挟んだあとにいよいよ出前講座開始。

古着販売ってどうやるの?という初歩の部分から洋服の撮影方法など1時間ほどスライドを使ってお伝えしてきました。

講座中、支援員さんからけっこうおもしろい質問をいただきました。
一部こちらにそのまま転載。

「ユニクロみたいにベーシックな服って、日本人はけっこう好きだと思うんですけど、メルカリではどうして売りにくいんですか?」

現在、ベーシックデザインが多いレディースアパレルを多く扱っているので、こういった疑問が浮かんだのかもしれません。


私なりにお答えしましたが、もし皆さんの中で思うところがあれば、これについての考え方聞かせてください(*'ω'*)

もうひとつ、すごい感想。

私が、平置きやコーディネートをして服を置くときに、床はキャンバスだから自分の思い通りに表現していいって話をしたときに

平置きはキャンバスに絵を描くイメージ


利用者さんがどうしても洋服をピン!と不自然にはった状態で見せちゃうことに悩んでいました。でも利用者さんは絵が好きでよくアニメのキャラクターの絵を描いてるんです。床はキャンバスの上だと思えば、このキャラクターがこの服を着ていると思ってね、と言えばいいかも!」



ってすごいひらめきを伝えてくれました!

普段から利用者さんがどんなものを好きで、何に興味を持っているかきちんと理解しているからこそ、その人にあった伝え方を瞬時に思いついて言語化することができる。


支援員さん、相談員さんって、相手目線を理解した上での提案をするプロだな、と改めて感じました。



そして、実際に服の置き方やハンガーでの服の見せ方をお伝えしてきました。


難しいのは
・ドルマンシルエットの服
・ベアトップとか特殊デザインの服

でした。
レディースはほんと、いろんなデザインがあるよね( ;∀;)
そこがまた面白いと思うけども🥹



そして最後に記念撮影


今回、具体的な講座内容もだけれど、事業所の雰囲気やそれぞれのメンバーの人柄、理念、想いを感じることができた大変いい機会でした。

ZOOMだけでは伝わらない、現場だからこそ伝わる空気や温度感を知ることのできた貴重な機会でした。


今後もこうやって出張講座をしていけたらいいなと思います!
ご要望・ご相談ありましたらいつでも受け付けていますのでお気軽にご連絡ください~(^^)/


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