「真夏の果実」の歌詞

歌詞

サザンオールスターズの「真夏の果実」という楽曲にはこのような歌詞があります。

マイナス100度の太陽みたいに身体を湿らす恋をして

サザンオールスターズ「真夏の果実」より

とってもおしゃれなフレーズなのだけれど、デリカシーのないえすさんはこう思うのでした

「-100℃の天体(惑星ではない)なんてありうるのでしょうか?」

ということでまずは考えてみました。
・恒星というのは一般的に核融合の連鎖反応で熱が生じています。
・常温以下ではそのような連鎖反応は起きなさそうです。
・ということは恒星として存在するのは無理では?
・あるいは、何らかの理由で核融合を終えた天体(白色矮星)ならば存在できそうかも。

しかしながら白色矮星はまだまだ熱いようでしたので、それ以外の天体を調べたところ、「準褐色矮星」という存在に行きつきました。

準褐色矮星

恒星を形成するのと同じ過程を経ながら、核融合に十分な質量が得られず低温の天体のようです。「恒星」ではなさそうですが「惑星」とも言えないような何とも不思議な天体ですね。

まあ、「恒星に近いもの」として、表面温度が低いものを探してみると以下の天体が見つかりました。

-100℃?

日本語版Wikipediaによると「250±10K」と書かれていますね。
ケルビンから摂氏への返還はは-273.15すればよいので
-20℃前後といったあたりでしょうか。-100℃と比べるとまだ熱いですね。

というわけで、「マイナス100度の太陽」のような天体は私が調べた限りでは存在しないようでした。
しかしながらかなり低温の天体があるって知れて宇宙の奥深さを感じた気がします。

なかなか無駄な有意義な時間を過ごせた感がありますね。

以上、ここまで読んでくれてありがとうございます。


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