1人で行うゼロからの事業の立ち上げ方
※途中まで無料で読めます。
どうも、AIアーティストで武道館ライブを目指しているREONです。
武道館ライブのためにAIクリエイティブブランド「電脳アトリエ」の運営やAIの事業化、noteで文章を書いたりしてます。
この記事では、素人がゼロから1人で行う事業の立ち上げ方について書いていきます。
一応、僕の実績としては、起業家として数億円の資金調達を行い、上場企業への事業売却や立ち上げ3か月で売上3,000万円達成、5,000人超のコミュニティ運営など、数々の事業を立ち上げてきています。
メタバースやブロックチェーン、AIなど、様々な先端領域で事業の立ち上げをやってきましたが、どれも最初の立ち上げ方は同じで、ある程度型があります。
さらに僕は、大きく投資した事業で大失敗し、自己破産するという経験もしてます。
死ぬ思いでしたが、多くの人ができない経験から貴重な学びを得ることができました。
つまり、僕は立ち上げに成功してイケイケな時期も、大失敗からの自己破産による暗黒期も両方経験しています。
その両方の観点から、うまく事業を立ち上げる方法と大失敗を避ける方法について書いていきます。
1万2,000字を超える超大作になってしまいました。
正直、言います。
事業立ち上げに魔法なんかありませんし、そんな胡散臭いことを書くつもりも毛頭ありません。
実行するのはめちゃくちゃ大変ですし、泥臭くてこんなんやってられるか!って怒られるのも嫌なので、楽して事業立ち上げしたい方はこの記事を閉じてください。
ただ、「事業立ち上げのリアル」を僕の実体験をもとに書いているので、やれば規模は小さくても確実に商売を始めることはできます。
本気のあなたに届くことを願っています。
それでは、いきましょう!
ビジネスの大原則
まずはビジネスの原則から。
儲けの源泉とは何か
もうこの言葉は、耳にタコができるくらい聞いてるかもですが、大事なので言います。
儲けの源泉は、「情報の非対称性」です。
例えば、本を買うのもそこに知らないことが書いてるから買うわけですね。コンサルやセミナーも同様です。
この情報の非対称性が大きければ大きいほど、単価が上がります。
例えば、医師や弁護士、会計士などが持つ情報、知識、経験は素人では到底及びません。その分、単価高いですよね。
逆に、誰でもすぐに学習したらできるバイトなんかは単価が低い。
つまり、事業を立ち上げる際に大事なのは、何に詳しくなるか?もっというと何にだったら詳しくなれるか?を考えることです。
ある分野において詳しくなればなるほど、あなたが提供する価値は高まり、単価も上がります。
これが、原理原則なので、未経験でもめっちゃ稼げます!みたいなやつは、嘘かグレーなものだけです。
価値がないものに、値はつきません。
そして、価値をつくるのはそんなに簡単ではありません。
数日程度なら誰だって学習してある程度のとこまでいくので、バイトが提供できる価値となんら変わりません。
なので、すぐに楽して稼げるみたいなことはありません。
結局は急がば回れで、自分が詳しくなれる領域を見つけて、地道に学びながら提供価値を高めていきましょう。
市場選定
ただし、詳しくなることはなんでもいいわけじゃありません。
例えば、道端に落ちている石ころについてめちゃくちゃ詳しくなっても、それについて知りたいと思う人が多分いない?と思うので、儲けは生まれません。
ただ見方を変えると、ニッチすぎて、石ころに詳しい人は少ない(競合がいない)ので、万が一、石ころについて知りたい金持ちがいたら、めっちゃ高単価で仕事をもらえるかもしれません笑
逆に、非常にニーズがある領域、例えば今だと生成AIなんかはニーズばりばりありますが、その分、競合がめちゃくちゃいます。
【AIの最新ニュース!】みたいな、Xの投稿大量に流れてきますよね。
この中で勝ち上がるのは大変です。
勝ち上がるというのは、生成AIに詳しい人って誰?と考えたときに頭に思い浮かべる人が何人かいると思います。
これを第一想起といいますが、第一想起を取れるといろんなところから相談がきたり、仕事の依頼がきたりで実績がどんどん積み上がり、さらに仕事や情報、人がそこに集まるようになります。
こうなったら、勝ちです。
なので、理想的な市場選定は、現在ホット、または今後ホットになるが、第一想起される人がいない領域で旗を揚げることです。
例えば、僕のケースでいうと、「生成AI x 音楽」という領域で旗揚げをしています。
画像や動画生成は、めちゃくちゃ詳しい人や実績を出している人、第一想起となる人がすでにいますが、「生成AI x 音楽」はまだいないですよね。
にもかかわらず、画像や動画と同様に音楽も映画やCM、ゲーム、アニメなど、広範囲で活用できるので、今後ホットになることは間違いないです。
つまり、絶好の機会だと考えています。
そこでの第一想起を取るために、例えば、下記のようなプレスリリースを出したりしてます。
これにより、他のメディアに掲載されたり、
制作会社や投資家などから連絡がバンバンくるようになってます。
これはまさに、「生成AI x 音楽」といえば、REONだ、電脳アトリエだ、と想起させるためのブランディングなわけです。
これも楽曲制作からプレスリリースまで、全て自分1人でやっています。
本来なら、歌詞制作、作曲、編曲、ジャケット制作、ブランディング、プロモーション戦略、プレスリリース作成など、それぞれ担当者がいてもおかしくないですが、生成AIを活用することで、1人でできてしまうわけです。
事業開発の全体像を理解していないと難しいですが、徐々にその辺の記事化頑張ります!
ちなみに、「音楽」といっても、
J-POP
アニメ
ロック
R&B
レゲエ
ジャズ
クラシック
癒し系サウンド
など、幅広いので、まだまだ参入余地はあります。
生成AIを活用して、楽曲をつくり、世界中の配信ストアへリリースする方法についての記事もあるので、「生成AI x 音楽」で旗揚げしたい!という方はぜひご覧ください。
やり続けられるかどうか
そして、詳しくなる領域を選定するにあたって、もう一つ大事な要素があります。というかこっちの方が大事かも。
それは、やり続けられる領域であるかどうかです。
僕は、様々な事業を立ち上げてきましたが、ある事業の失敗がきっかけで自己破産、どん底を経験してます。
詳しくは、下記の記事に書いてますが、まじで死にかけました。
その時の振り返りとして、領域選定は良かった(ホットだが第一想起される人、プロダクトがない)が、特に好きなことでもなかったので、想定外の事故が起きたときに耐え切れなかった、というのがあります。
あと、好きでもないので、好きな人に比べて詳しくなるスピード感や結果として提供できる価値に差が開いていきました。
よく事業は領域選定が全てといわれますが、どんなに領域選定がよくても必ずつまずいたり、想定外の事件が起きたり、競合が現れます。
そのとき、危機を乗り切り、競合を凌駕するには、その領域が好きでないと厳しいです。
ここまでの話をまとめると、下記画像の「ikigai」のど真ん中で勝負すべき!という話になります。
これもよく見るものだと思いますが、長く事業として健全にやっていくには結局は王道を地道にいくしかないんです。
僕も「生成AI x 音楽」という領域選定や事業スタイルでやっていこうと決めるまでに、
これまでの人生を振り返り、夢中になれたことをリストアップする
これまでの仕事を通じて、できるようになったことをリストアップする
ストレングスファインダーで自分の特性を把握する
これらをカテゴリー別に分類したりしながら、自分の強みや好みを最大限活用できる生き方のポリシーを決める
生き方のポリシーと相性が良いホットな市場選定を行う
その市場での自分の強みを活かした戦い方を決める
など、かなり時間を費やして、自分のありのまま、素のままとこれからやることにズレが生じないように設計しました。
そうしないと長続きしないからです。
事業を成功させるために自分を偽って、生きるなんて嫌ですよね。
これも失敗から学んだことです。
だから今の僕は本当に好きなことに向き合えているし、自分の強みを活かせるので結果も出るし、という非常に良い状態にあります。
そして、「武道館ライブ」という夢を実現させます!
生成AI x ○○はチャンス
最後に僕の領域選定のおすすめですが、今だと「生成AI x ○○」です。
なぜなら、生成AIはなんにでも使えるので、自分の好きと組み合わせやすいからです。
生成AIという時点でホットですし、そこに自分の好きを組み合わせることで、領域を絞れて第一想起を狙えるチャンスがあります。
すでにプレイヤーがいる領域もありますが、例えば、
ここから先は
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