ドイツ、バイエルン州の早期療育事情


まず最初に
各々の診断名(自閉症など)ですが、
私自身がみなさんにとって
最善な表現について無知の為、
不愉快に思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
その際は是非メッセージ、コメントにて
ご指摘して頂けると幸いです。

こちらドイツはバイエルン州では
早期療育が州から補助金が出され、
「全額無料」で受けられます。

療育センターでは、0歳から未就学児が
様々な療育を受け、受ける場所も
療育センター、自宅、通っている園、公園
などと多様なバリエーションがあります。

まずは療育士、早期発達支援士、
ケースによっては臨床心理士が
割り当てられ、そこから
療育センター及び担当小児科医が
必要と判断した場合に
言語聴覚士、作業療法士、理学療法士
が徐々に療育を始めていきます。

👦Aくんを例に、一連の流れを紹介👦🏽

3歳のAくん、幼稚園に通い始め8ヶ月目。
落ち着いて座っている事が出来ない
保育士の先生達の話を聞かない、
感情コントロールが難しく、
他の友達と一緒に遊ぶ事が難しい。
保育士が親御さんと面談の機会を設け
現状を伝えると共に
早期療育の必要性を伝え、
療育センターへ連絡を取る。

ファーストコンタクト、
療育センター内で発達検査。
検査結果では、
言語発達の遅れ、欲求不満耐性の低さ、
集中力の向上の必要性があげられ、
療育必要と判断。
(療育士、言語聴覚士、作業療法士)

医師からの診断書には
「全体的な発達の遅れ、主に言語発達の遅れ」

担当の療育士が決まり、
Aくんが通っている幼稚園で
個別療育を週一回70分。
療育士はAくんへの療育と並行して
親御さん、保育士及び園長、担当小児科医と
密にコミュニケーションをとり、
Aくんがどんなサポートが必要か
自宅と園での過ごし方や
一対一とグループ生活で
違いはあるかなどを考慮し
目標、アセスメント案を作成。

割り当てられた言語聴覚士、
作業療法士も各々毎週1回45分
Aくんの園で個別療育。

療育をしていくうちに、療育士が
園生活ではなく親子関係の強化が必要と判断。
以後、毎週1回70分Aくん宅で
親御さん同席のもと療育。

そして、とても大切な事は
Aくんを取り巻く環境の中で
彼と携わっている人達と
協力し合ってサポートしていく事です。

日本での療育事情、経験談など
教えて下さる方大歓迎です。
是非DM下さい♪

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お気軽にコメント、
メッセージお待ちしております☺️

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