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生きること、豊かな時間を過ごすこと|6/1〜7の日記

2024/6/1㊏

今日は夫が1日出かけるということだったので、一緒に家を出がてらわたしは池袋のブックオフへ。気になっていたものやビビッときたものを手に取っていたら気付いたら5冊抱えていた。また積読が増えた。積読専用の小さめ本棚を買って、収まりきらなかったらもう買わない、というふうにしようかな。

お昼ごはんを食べに『伯爵』に行く。もともとひとりで外食することは苦手だった(それなら家でのんびり食べたい、と思っていた)のに、成長したなぁ。熱々のピザトーストを頬張りながら吉本ばななさんの『キッチン』を読んでいたら、幸せだな、満たされているな、と思った。ゆったり本を読んでいても嫌な顔をされない喫茶店はいつまでもなくならないでほしいと思う。

そのあとは映画館で『三日月とネコ』を観た。ファーストデーだしなんとなく、で見つけた映画だったのだけど、今のわたしに響くものがあって、感動でもなく悲しいでもないのに涙が出そうになった。「欠けてるんじゃない、満ちてる途中」という言葉がとてつもなく良かった。この映画しかりキッチンしかり、図らずも「暮らすこと」「生きること」を全身で浴びた日、すごく良い1日だった

全部で600円くらい...ブックオフうれしい
キッチン、本当に本当によかった。

2024/6/2㊐

秋の挙式に向けて夫のタキシードを決めに行った日。夫自身が好きな感じとわたしが好きな感じと「夫っぽい」が一致したベストな1着に決められてうれしかった。式に向けた準備をこなしていくごとに当日が楽しみになっていて、これも幸せだなと思う(やることは山積みだけど...)。準備中は喧嘩が絶えないなんてよく言われているものの、わたしたちらしく進めていけたらいいな。実はわたしたち夫婦は付き合っていた頃も同棲を始めてからも喧嘩をしたことがなく、そんな話をするとたまに(そこまで仲良くない相手から)「えっ、信じらんなーい!」「喧嘩するほど仲がいい、だよ〜!」「本音を言い合えていないんじゃない?」なんてニヤつかれるけれど、うるせえ、と思う。喧嘩がないうえで最高に仲がいいならそれに越したことはないじゃないか。そもそもわたしたちが良いのだからそれで良いのだ。

式場からの帰り道、MARGARET HOWELL ideaで名刺入れを買った。実は大学卒業記念として大学から贈っていただいた名刺入れ(デザインはすごくシンプルなので使えるのだけど、なんせ校章付き。😂)を新卒以来ずっと使っていて、最近これまでに増して名刺を使う機会が増えたこともあり、ずっと変えようと思っていたのだ。売り場で散々迷ったので店員さんにも夫にも呆れ顔をされたけれど、満足のいくものを手に入れられてうれしいです。お気に入りのもので囲むことで、これまで以上に前向きな気持ちで仕事に向き合えますよう。

2024/6/3㊊

妹の22歳の誕生日。わたしには7歳年が離れた妹がいて、今はかなり離れた地方の大学に通っている。妹がまだ小学生の頃にわたしは実家を出ているのでいわゆる思春期をほとんど見ておらず、しかもわたしの家族は(というよりわたしは)必要以上に連絡を取るタイプではないので、もはや妹というより親戚の子、くらいの距離感ではあるのだけど(2つ下の弟とは小さい頃殴り合いみたいな喧嘩をしょっちゅうしていたけど、妹とは言い合った記憶すらない。いつだったか、小一時間わたしとふたりきりで過ごした妹が、後から母に「お姉ちゃんと何話したらいいのかわかんない...」とこぼしていたのを聞いた。さすがにちょっと傷ついた)。それでも、会うたびに成長を感じるし、頻度は低いものの進路を決めるときなど大事な決断のときに「お姉ちゃんはどうした?」と相談してくれるのはすごくうれしい。

そんな妹の誕生日、わたしにとってはいつもの日常だったけれど、妹が少しでも楽しい1日を過ごしていたらいいな。LINEギフト(何がいいのかわからずジャンル別に3つも贈る始末)を贈ったら、お礼と就職先がほぼ決まったという報告が届いた(こういう機会がないと教えてくれないくらいの距離感なのです...)。ダブルでおめでとう。22歳、だいぶ大人になったね。わたしの結婚式でかわいい振袖姿を見られるのを楽しみにしています。

2024/6/4㊋

昼過ぎから取材の日。帰りにステラおばさんを見つけてしまい、お腹が空いていたこともあってものすごくクッキーが食べたくなり、「1日1枚にするから...」と心に誓って5枚購入した。いろいろな種類を1枚ずつ買えるシステム、最高すぎやしませんか。ルンルンで帰路につき、大好きなセブンのカフェラテと一緒に今食べながらこの日記を書いています。1枚は無理だったけど、2枚で我慢した。えらい。ステラおばさん、通っていた大学の最寄駅にもあって学生の頃よく食べてたなぁ。今日はお昼にスタバのベーグルも食べたのでグルテン祭りです。

そういえば帰りの電車で席に座っていたら、気づいたら斜め前にお腹の大きな女性が立っていて、どうするのが正解なのかなぁと迷った。おそらく妊婦さんなのだけれど、角度的にわたしからはマタニティマークが見えず、もし違うとしたら席を譲ることはすごく失礼なのでは?とモヤモヤ...。たぶん妊婦さんなのに、その「たぶん」を超える確証がなくて、どうすればよかったのだろう。結果的にわたしの隣(女性の目の前)に座っていた方がたまたま降りてそこに座られていたのだけど、座ってからマークをバックの中から出していたので使い分けているのだろうな(たまたまかもしれないけれど)。マークを付けていることで嫌な目に遭ったことがあるのか、何らかの対策なのか、たまたま隠れてしまっていただけなのか、わたしにはわからなかったけれど、シンプルに、難しい...と感じてしまったできごとでした。

夜ごはんを食べながら夫に↑について話してみたら、「考えすぎじゃない?」「その妊婦さんが何かしら不満を抱くとしたら、愛ちゃんじゃなくて目の前に座ってた人にだと思うよ」と言ってもらえて救われた。人に話すって大事だ。

#萌え断 みたいなハッシュタグ、少し前に流行ったよね?
6/28(金)21時〜、こずえさんとインスタライブします

2024/6/5㊌

朝から仕事、お昼前に家を出てドトールで読書しながらランチをし、取材を1本終え、帰宅。午後イチで外出の予定があるとそれに行って帰ってくるだけで1日が終わった感がしてしまう。仕事の連絡を返したり録画していたバラエティを観たりご飯を食べたり本を読んだりお風呂に入ったりしていたら気付いたら22時だった。特記事項なし、特に深く考えたことも感情が揺さぶられたこともなし、みたいな1日だったけど、人生、そういう日のほうが多い。

2024/6/6㊍

月に一度のネイルの日。ネイルの日はいつも早めに家を出てミスドモーニングをするのがルーティンなのだけれど、今日は夫が有給を取っていたので家で一緒にゆっくり朝ごはんを食べた。朝ごはんは食パン派の夫には、休みの日にはちょっとした贅沢をする(たとえばコンビニのパンとか貰い物のお菓子とかをいつもより時間をかけて食べる)という習性があって、わたしもそれに倣っている。普段はインスタントで済ませるのに休みの朝はコンビニコーヒーを買うというのもわたしたち夫婦の習慣なのだけれど、起き抜けに家から数十秒で行けるコンビニまで散歩する時間がけっこう好きだ。

お昼にはまた夫と合流してステーキランチ。ふたりとも平日限定ランチという言葉に弱い。ルミネに行ったりゲームセンターに寄ったりして一度帰ってきて、おやつに近所のサンマルクでクリームあんみつ(夫はブラックサンダーのパフェ)を食べた。夜ごはんはサクッと回転寿司で済ませ、あとは家でゆっくり本を読む。

わたしはフリーランスなので休みは自由だけど、会社勤めの夫は終始「有給を取っていること」を感じていたようで、「優越感♪」と言いながら楽しそうにしていた。わたしも、チャットワークに「※◯月◯日対応不可」と書いて強制的に作り出した擬似有給を積極的に楽しんでいこうと思う。

2024/6/7㊎

昨日休んだのに(休んだからかもしれない)、朝から仕事したくないモードに入ってしまってデスクに向かうのにものすごく苦労した日。「今日中にやらなければいけない仕事」は終わらせられるのに「今日やっておくと後の自分がラクになる仕事」に取りかかるのが本当に苦手で、自分の直したいところのひとつなのです。まあなんとかなるか、で実際になんとかなった(なんとかした)経験しかなく、未来の自分を信じる能力が圧倒的に強すぎる。これはいったい長所なのか短所なのかとかなんとか考えつつもだらだらとお昼過ぎまで仕事をし、16時に切り上げる。ポストを覗きに行ったら楽しみにしていた吉本ばななさんの日記本が届いていたので開封してすぐに読み始めたところから、わたしの週末がスタートしました。

夜は、こずえさんと来実さんのインスタライブをみた。わたしも月末にお誘いいただいているので予習も兼ねて...と思っていたのだけれど、こんなに有意義な話ができるのだろうかと不安になる。話すことが上手な方には、一生憧れ続けると思う。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。 いただいたお金はわたしの幸せのために使いますとしか言えませんが、それでもかまわない方は、サポートいただけると嬉しいです。