茶髪JKが裁判所職員採用試験の面接でやらかした話
こんにちは。
あいなつです。
本日は
「高卒裁判所職員」
のシリーズから、やや脱線して
「高卒裁判所職員未満のやらかし話」
をお届けします。
正直、いろいろ考えて書くことに、やや疲れたしだいです。
まだnoteを始めて初期の初期なのに情けない…。
そこでさらに思ってしまったのが
「私、文章書くの好きだったっけ?」
という自分の根本が、わからなくなってしまったのです。
なので、原点に帰り
「ひたむきに、ひたすら書く」
そして自分の中の
「やる気スイッチ」を連打!!してやろうと思います!
今まで過去記事で採用にまつわる、やらかしエピソードをご紹介しました。
私のやらかしエピソードは他にも多分にあります。
その中でも際立ったエピソードとして
裁判所職員採用試験の第2次試験(人物試験)の時の話をご紹介します。
過去の未熟な自分と向き合いながらの作業は、けっこう恥ずかしいですが頑張って書いてみますね。
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そう……あれは高校3年の初秋。
まったく自信のなかった
裁判所職員(裁判所事務官)採用Ⅲ種試験【現:裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)】
の第1次試験に受かった私は当時、有頂天になっていました。
「私これで進路決まり!クラスで1番乗りじゃん!?」
と勝手に思っていました。
そんなわけありません❗️
第2次試験(人物試験)で約半数落とされるのです‼️
にも関わらず、私は第2次試験(人物試験)の対策を、まったくしていませんでした。
当時の自分が、なぜ対策をやらなかったのかというと
「人物試験なら大丈夫っしょ!」
という根拠のない自信があったのです。
今思っても、あの時の私はホントに、ただの馬鹿だったと思います。
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94年の10月の終わり頃、第2次試験(人物試験)の日は、やってきました。
私は衣替えしたばかりの冬服の制服に身を包み、意気揚々と第2次試験の面接会場に向かいました。
※裁判所職員(裁判所事務官)採用Ⅲ種試験【現:裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)】第2次試験は個人面接による人物試験です。
面接形式は面接官4人に対して、私1人だったと思います。
(このあたりは記憶がうろ覚えになってしまいすみません)
面接が始まり、ごく一般的な志望動機などの質問は首尾よく答えていたのですが
途中から怪しくなってきました。
「市役所や都庁、県庁は受けなかったの?」
という面接官の質問に対し
「市役所とか地方公務員て縁故採用あるじゃないですか。私そういうのイヤなので国家公務員を受けました。」
私、自信たっぷりに答えました。
面接官が、なぜかしどろもどろになり
「そういう考え方もあるよね(苦笑)」
と返してきたのが、その時ちょっと不思議でした。
それもそのはず
裁判所、縁故採用ザックザクだったのです。
(採用後しばらくしてから知りました涙)
※縁故採用の話もいずれ公開しますね。
面接官の複雑な胸中など知る由もなく、そのまま面接は(私の中では)順調に進んでいきました。
そして面接官、満を持しての質問
「ところで君、髪染めてるの?」
と訊かれました。
どうやら面接官は初見から私の髪の色が気になっていたようなのです。
この時の私の髪はショートカットで全体をかなり明るく染めていました。
そう…
私は高校生。
校則で染髪は当然NG。
にも関わらず私は、なぜかごく自然に
「はい。染めてます。何かまずいですか?」
と答えていました。
私のあまりに自然な受け答えに
面接官は、やや焦り気味に
「いやっっ、私は髪は黒い方がいいかと。カラスの濡れ羽色というか…。」
と言われましたが、私はすかさず
「そうなんですか。私は茶色い髪色が好きなので。」
当時の私は、なんで髪色のこと訊くのかな?って不思議に思っていました。
今、思えば
「当たり前だ💢💢‼️」
当時の自分の頭をつかんで教えてあげたいです(涙)。
常識がないって怖いですよね。
……
本当に面接の時の自分をぶん殴りたいです。
縁故の話はギリギリOK(?)でも
染髪の話は何であの回答だったのか
今考えても当時の自分がさっぱりわかりません。
法律を守る仕事に就こうという人が、学校の校則を破ってちゃダメでしょ‼️
まさに非常識が高校の制服着て面接受けにいったという感じでした。
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みなさんの中にはこの面接の一連のやり取りから
「なんで面接受かったの!?」
という至極当然な疑問がわくと思います。
その答えは面接の終盤面接官の
「君、ワープロは使える?」
といった質問に
「はい。自宅で富士通のオアシスを使っています。」と答えたのが全てだと思います。
その時の面接官の反応が
「ほぉ~~裁判所と同じだね!」
と満面の笑みだったのを覚えています。
なぜ面接官の反応が良かったのかというと
いまでは1人1台パソコンが当たり前ですが、昔はワープロを自宅で使う人はまだ少ない時代。
特に裁判所のOA機器の導入は遅れていて20人いる部署にワープロが2,3台あるかないかという状況でした。
少ない台数のワープロを大人数で使用する状況であっては、1人がワープロを使用できる時間に限りがありました。
結果、私のように裁判所と同じメーカーのワープロを使える人は効率的に事務作業ができる即戦力だと思ってもらえたのではないかと推測しています。
まさに結果オーライだったのではないかと思っています。
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まとめという名の教訓(?)
・裁判所は縁故採用がある。そのことに触れるべきではない。
・校則やぶりを自信満々に話さない。
今回の話は裁判所の試験を受けようという人の役にまったく立たない話だったと思います。
強いて言うなら、こんな私でも受かったんですよ(笑)。
自信をもってあきらめず試験勉強にのぞんでください😊✨
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この文章を読むにあたって貴方に貴重な時間をくださりありがとうございます。
今回の私のしょうもないエピソードでも何かのお役に立てればと願っています。
2023.6.7 あいなつ
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