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成功するチームは「遊び」でつくる〜新感覚チームビルディング〜

読書会に参加しましたので、その様子をお伝えします。
著者はアチーバスを日本に普及している梅ちゃんです。

アチーバストレーナー001のありえるさんにお誘いいただきました。まえがきとあとがきしか読んでないのに、読書会に参加しました!

著者から直接の執筆秘話

まずはチェックインから24時間以内にあったありがたい話をブレイクアウトするところから始まりました。アチーバストレーナーを2名と別のつながりで参加された方でした。それぞれの感謝を聞いて、ほっこりとポジティブになりました。と同時にありえるさんの読書会の方法が変わっていなくて、懐かしくてホッとしました。

うめちゃんの執筆秘話を聞いて、コロナの時期にできなくなったカードゲームのアチーバスの代わりに、本を書いたとのこと。またブレイクアウトでお話しする機会があり、この問いを深めたいという問いをみんなで考えました。

『成功するチームは「遊び」でつくる』というタイトルの中のチームって何なの?日本語でカタカナでチームと書くと会社とかではなく、昔ながらだとスポーツが思い浮かびます。今は、会社組織の文脈で使われるようになってきているので、日本人にはあまり馴染みがないので深めてみたいなぁと思いました。

問い:「そもそもチームって何?」


二人でもチーム。会社全体でもチーム。
その場が全員チームは素晴らしいという立場ということがわかったので、私はアンチ・チーム派という立場で行こうと決めたところで終わりました。

チームワークとマスターマインドの違いを梅ちゃんが語ってくれました。
マスターマインドって共通の目的があってすごくパワフルで、チームワークは共通の目的がなくてもパワーを発揮できる。

遊びとは?


2種類ある。行動としての遊びと心の遊びがある。
遊びの定義は、失敗が許される。失敗してもいい。

遊びの中に仕事があり、遊びの中に人生がある。
つまり私たちはこの地球に遊びに来ている。

これは究極だなと思いましたが、「めっちゃ緊張して、失敗は決して許せないって、そんなすごい状況の中でもそういう遊びと思えば遊びだ」とのこと。たしかに笑

なんとか理論(まだ本を読んでいないのでわからない笑)で、緊張してるな、と思った瞬間に、緊張が緩む方向に解き放たれ始めているそう。

一旦、中締めがあってから、一人の方がお悩みを投げてくださいました。

中学受験のお子さんが、2週間前になっても勉強をしっかりしていない。模試の結果的にも、このまま行くと合格しない。どうしましょう?

これに「遊び」を取り入れると?
あんまりがんばって合格しない方が家庭の経済的にはいいなぁと思ってみたり、ここまで勉強嫌いで来た人生のそのお母さんが、娘の受験のきっかけで新聞を読むようになって、勉強って面白いなぁって思い始めているという遊び心にフォーカスしたり。

そうやって深刻になってきつつある母親が、遊ぶことによって、力まず、脱力することが大切という結論になりました。

遊びというのは遊びなだけに、ブレーキにあるような、余白、脱力、先が見えない実験のようにいつもと違う選択をしてみるなどが大切だなと思いました。

遊んでいる時と絶体絶命のピンチに人は成長する

職業柄、「遊び」という言葉にはとても敏感です。24歳からカナダそして3年後にオーストラリアに住み、英語を習得し日本語と英語のバイリンガル講師として活動し2011年からはこども英語講師養成科を開始してこれまでに300人以上の英語の先生の卵を育ててきました。

「英語で遊ぼう!」というタイトルのレッスンをしているほど、こども園で英語レッスンを受けてくれている子どもたちの表情や姿は遊んでいるようにしか見えません。子どもたちは集中力が短く、楽しくないと話すら聞いてくれません。ゲームなどで、英語を話したくなる状況をいかに創り出すかと考え続け、はや16年です。一例ですが、子どもたちに始めて会う時には、「おもろい大人が来たわ」って思ってもらうためにパントマイムを習得して披露して心を掴んだこともあります。このように、さまざまな工夫をもって惹きつけ続けないと素直な子どもたちは「勉強だ」とわかったらすぐさま、興味がなくなっちゃいます笑 しかし遊んでいるだけで、ハードな練習をしないと英語は上達しないのが英語です。遊びの中で、ものすごくハードな英語の練習も含めて上達してもらうしかありません。

2種類の成長する場面において、
遊んでいる時は、ポジティブ・モチベーション。
絶体絶命のピンチの時は、ネガティブ・モチベーション。昭和の根性論の匂いがします。

経験則ですが、Z世代やアルファ世代と呼ばれる人たちには、まずは遊びから入ってもらうことがスムーズだと思いますが、45歳の私のような大人たちも遊びながら成長できたらいいなぁと思いました。ちなみに私は、遊びの中に仕事があり、毎日遊びすぎていますが、周りの人はなかなか遊べない人も多いです。まずは、これからしっかりと本を読んで自分のチームとあうんじゃんけんとやらで遊びたいと思っています。

PS: うめちゃんが書評を書いたら、「遊び心を開く」と書いてある栞をプレゼントしてくれるそうです。

本のサイトです。
https://playful-teambuilding.com/


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