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【40歳からの妊活】⑤不妊鍼灸

この記事では不妊鍼灸について書いていきます。
不妊の治療の一環としての鍼灸のことで、
わたしの妊活にとっては、最高の伴走者が、
不妊鍼灸の先生でした。
出会いのきっかけやよかったことと共に、
著書についてもご紹介します。

不妊鍼灸を始めたきっかけ

結婚直後の妊娠陽性からの流産。
その後の化学流産。
流産が連続したことで、すっかり自信をなくしていた私は、
自然な妊活から不妊治療にコマを進めることにしました。
高刺激の治療の説明を受け、
いざ採卵して体外受精やってみよう!
という時期に。

高刺激治療で使うらしい多くの薬が、
果たして自分の身体に効くのか。
薬に、治療に、医師に、とかではなく、
自分の身体への不信感を持っていた私は、
自分の子宮が妊娠しやすくなるような方法はないか、
模索していました。
自分はいわゆる不育症というものなのではないか、
と疑いを持っていたのです。

毎日毎日、
”不妊治療” ”妊娠” ”不育症” などのキーワードで、検索ばかり。

沢山のクリニックや病院、治療歴のブログなど、
いろいろなものが目に飛び込んでくるものの、
気分を上向きにしてくれるページはなく、
コロナ禍のステイホームをどう楽しく過ごす、とか、
そういうことで気持ちを紛らわせていました。

そんな検索の最中、
『不妊鍼灸』という治療法を見つけました。

うっすらと気にしつつも、
気軽に始めても続けないと意味ないし、とか、
金銭的にも安価なわけではないし、とか、
夫に話しても「痛いんじゃない?」って言ってるし、とか。笑
なんとなく踏み切れずに頭の隅にしばらく置いておきました。

その後、クリニックで自分自身の低AMHを知りました。

自分なりに分析を試み、仮説を立てました。

 自然に着床し、妊娠はした。
 しかし、2回続けてその後流れてしまった。
 ということは、子宮が受精卵が育ちずらい状態なのでは?
 卵巣も年をとっていて46歳並みとわかってしまった今、
 このままでは単純には治療がうまくいかないのではなかろうか…

ということは逆に、
子宮にも卵巣にもプラスになる治療を並行し、
 薬が効きやすくなる環境を整えれば、うまくいくのでは?

ある休日の朝に、その仮説にたどり着き、
以前検索していた不妊鍼灸の治療院の中で、
ピンと来ていた施設に電話し、その日のうちに行くことにしました。

最初の印象と通ってよかったこと

世田谷区若林にある松陰神社のすぐ近くにある、
一成堂鍼灸院へ駆け込みました。

ホームページから明るい印象を持っていたことと、
口コミや妊娠力の引き出し方など、
自分の不妊への仮説に当てはまることが多かったのが決め手になりました。

まず最初はじっくりとカウンセリング。
ここまでの妊活や流産の経過や、
クリニックでどんな治療を考えているか、
どんなサプリメントを摂っているかなど、
メモをとりながらしっかりと聴いてくれます。
流産が続いているので悩んでいることをありのまま話し、
「大変でしたね」と言ってもらえて、うれしかったことを覚えています。

治療を始めると「痛くないでしょ?」とにこやかに施術。
そう、全然痛くないんですよ。

週1が効果を維持するのに良いとのことで、
チケットを購入し、次回の予約をとる。
心得の冊子もいただけて、光を感じながら帰宅しました。
※この冊子、非常に重宝します!
 食生活のポイントやタイミングの取り方なども書いてあるので、
 妊活のバイブルに最適です。

ホームページで感じた印象と変わらず明るい気分の施術で、
妊活を続ける後ろ盾となってくれました。

通い続けるコツ

1回試したけど、通い続けられなかった…
という声も聞くことがありますが、
わたしなりに通い続けることができたのは、
それなりのコツを持っていました。

・通える場所を選ぶ
・通うのが楽しくなる日時を決める
・通う意味合いをマインドセットする

場所は自宅から30分以内でしたし、
ちょっと施術の前後に寄るのが楽しみになる
パン屋さんやご飯屋さんがあったり、
お散歩としてそこそこいい距離でした。

通うタイミングは、
基本土曜日朝、
土曜日が無理な週は仕事帰りに行ける木か金
と決めて、極力ルーチンに落とし込みました。

そして、
施術による体質改善という意味合いと共に、
セカンドオピニオンと思って通っていました。
不妊治療を始めると、やりどころのないクサクサしたことを
沢山感じながら生活を送ることが強いられます。

クリニックでの治療が効いているのかわからない…
採卵結果が思わしくなかった…
医師や看護師とのやりとりでモヤモヤした…
職場での時間のやりくりが大変だった…
基礎体温がきれいなグラフにならない…

などなど、

ざっくばらんとなんでも話せる金子先生の施術時間は
わたしにとってはとても心のリフレッシュになっていました。

夫には何でも話していましたし、共感もしてくれていましたが、
それ以外の友人知人、会社の同僚などは、
やはりおかれた環境が異なることもあり、
全員とあるがまま全てを話せるとは限らないわけでして。
その意味でも、不妊治療の最良の伴走をしていただきました。

また、施術の1時間はひと時の休養になることも
副次的にはとてもよくて、
週に1度1時間だけは何もせず横になる、って、
意外と普通に暮らしていると貴重な時間だと思います。

移植直後に行う移植鍼、着床鍼も欠かさず通いました。
クリニックでの移植が全て着床したのは、
この鍼のおかげもあったのではないか、と、
個人的に思っています。

”ガンバロウ”を後押ししてくれた

2020年からのマル3年、出産の直前まで通って、
不妊治療・妊活の伴走をしてくださった金子先生の
著書がこちら。
不妊治療特有の不安や職場での勤務調整など、
気持ちが後ろ向きになりそうになる時でも、
この書籍に目を通すと、
自分の頑張っている気持ちを肯定してくれて、
自分の頑張りは間違いなく『子どものいる生活』に
向いているんだ!ガンバロウ!
という気持ちを後押ししてくれました。

本の中の一節を大切にしていました。

あらゆるいいこと、できることに
自らアンテナを張り巡らせておく

まやかしでないあらゆる方法を
取り入れる

「最速妊娠メソッド」より

この言葉を目にして、
私がやろうとしていることは間違っていない!
後悔しないだけやろう!
と前向きに頑張りました。

因みに、金子先生の最新作は、こちら。
40歳からの高齢妊活を進めた私もオススメしたい本です。


ということで、不妊鍼灸については、このあたりで。
40歳からでも子ども産むのに遅いことなんてありません!!!
(ちょっと大変なこともあるかもしれませんが)
できることはある筈なので、悩む方がおられたら、
少しでも背中を押せたらうれしいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
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