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脂肪溶解注射 FatXcore

FatXcoreとは(基礎知識ある人は読み飛ばしてください)

検索すれば製剤に関する情報はたくさん出てくるのでザックリいうと、FatXcoreは米国FDAで脂肪溶解効果があると認証されている新世代の脂肪溶解注射。脂肪を溶かす有効成分「デオキシコール酸」が1.0%配合されている。今、最も有効成分が濃厚かつ、効果が高い製剤というのは言うまでもないですね。アイは、かつて湘南美容外科でビギナー向け脂肪溶解注射BNSL(どれもデオキシコール酸1%未満)をパカパカ(?)に打ってたけれど、それと比較するとレベチの含有量です。

カウンセリング

まだ適正価格でこの製剤を提供している国内クリニックは少ないので、まずはこちらのクリニックでカウンセリングをお願いしました。

白金ビークリニック
白金という言葉が付くとセレブ感が出るが、実際のところそうでもない。先生もいわゆる普通の内科の先生のような雰囲気。開院キャンペーンで1本(1㏄)6000円台(別途診察費3300円要)触診した結果、計9本(頬、顎、口元)が適用。

もとび美容外科クリニック
湘南美容外科出身の先生で、カウンセリングは無料。クリニックの門構えは至って普通。目元の整形には定評があるけれど、それ以外のレビューはあまり見たことがない。価格帯は①と同格ですが、なんと計20本(頬、顎、口元)適用。診察料は無料。

このクリニックを選んだ理由

デオキシコール酸」が1.0%という濃度、そしてアイは初施術です。初回は少なめに入れて様子を見るというのが良心的な医師のやることだと、ハナから考えていたので、一択でした。美容クリニック勤務の友人も「20本はありえないでしょ・・・顔が百貫デブならまだしも。」と失笑。白金ビークリニックは、患者の整形意欲を落とさせるレベルで(?)ネガティブなリスクについて説明してくれるので逆に良かった。HPには掲載されていませんが、製剤をまとめ買いすると1㏄あたりの単価が3000円台まで下がるというプラン提示もありました。全身で利用する方にはおすすめです。

施術

いつもお世話になってる美容クリニック@渋谷が、緩和ケアに優れている為、こちらの注射は本当に痛かったです。0.5㏄につき1回針を刺すので、計20回ブスブス刺されます。しっかり冷やしてくれていなかったら気絶していたかもしれない。思わず「カニューレとかないんですか・・・?」と聞いてみたところ、こちらのクリニックではカニューレは使用しないそうです。下手な医師だと、刺した数だけ内出血になると思います(内出血にはならなかったのでご安心下さい)

ダウンタイム(3週間)

タイトルにある「大後悔」はここに繋がります。あいは0.8%のチンセラプラス、0.5%のカベリン含め、脂肪溶解注射は大概の製剤をお試し済です。DTは、チンセラプラスでも1週間弱でした。これに+0.2%なら、まあなんとかなるだろう!と安易に考えてました。

腫れ・・・10㏄だけど顔半分はナッツを詰め込んだリス状態 
痛み・・・鈍痛は骨まで染みるレベル。洗顔時に手で触るのが億劫に・・・
赤み・・・なし、内出血もありません

これが丸々3週間続きました。ダウンタイム中にマッサージを行って脂肪を流さないといけないのですが、痛くて無理だよーーー!という感じで、半泣き状態でマッサージ。当然、人前でマスクは外せませんし、ランチはボッチです。コロナも収束し、マスクをつける社員が減っているので、悪目立ちします。どうしても顔を出さないといけない時は「親知らずの治療中」でごまかしました。まあ、目元の整形DTのような痛々しさはないので、「アイさん整形したんじゃない?」と噂されることはまずないと思います。

美容は引き算も大切

1カ月が経過。痩せたかといえば痩せたような。あまりにもリス期間が長かったので、痩せたような気もする・・・まあ、脂肪溶解注射ってそんなものです(自己満足)あいは、20代後半から稼いだお金は美容につぎ込んできました。結果、40代を過ぎた頃には、ヒアルロン酸の過剰注入で皮膚は伸び、笑った時不自然な皺が刻まれるようになりました。手の施しようがなくなり、ヒアロニダーゼで溶かしてリセット。心を入れ替えては足し算(注入で膨らませる)のやり過ぎに注意しながら、引き算(脂肪溶解注射)も取り入れています。FatXcoreは、顔には厳しいかも。今後はカベリン(ほぼDTなし)、チンセラプラス(最長1週間)を選ぶと思います。体質の違いもあると思いますので、まずは少量でお試しするのをお勧めします。

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