🎞グランシュライデ PV動画メイキング vol.2(ヒノイ)
皆さまいかがお過ごしでしょうか。くようです。グランシュライデPVメイキング2回目です。
第1回をご覧になっていない方は是非こちらから👇
動画本編はこちらから
ヒノイ<Hinoi> PV
コンセプトの整理
実は方向性に一番困ったのがヒノイでした。
異能の力によって異なる歴史を歩んだ現代日本。
19世紀前期頃から、異能力を扱える新人類「ノーマ」の存在が確認されるようになった。
ノーマたちは電気や炎、水や氷を自由自在に操ったり、瞬間移動や使い魔召喚といった非科学的な力を持ち、特に思春期頃に強い力を発揮するという特性を持つ。
キーワードは「異能」「現代日本」と分かり切ったようなモノだったのですが、"らしさ"と言われるとかなり悩むコンセプトでした。
文字演出
そしてできたのが、まずこの文字演出です。
広がる座布団に文字が流れ込むやつですね。
現代において、よく見られる動画媒体上の文字を考えたときに思い浮かんだのがVtuberやボカロのPVでした。
こういうのって「現代」っぽいよなぁ..と思ったので、枠に文字を収める形にしました。座布団を平行四辺形にしたのは「並行」現代日本だからですね。
上の動画は執筆しながらスルッと作りました。グランシュライデPVに着手する前はこういう文字表示の作例を作るのにも四苦八苦してたのに、成長しましたね私。😿
余談ですが上の作例の内作るのが面倒くさいランキングはこちら。
🥇: バラバラ
🥈: 文字の下にアウトライン文字
🥉: 線に沿ってばらばら登場
うんうん😢となった貴方は私と握手🤝
カメラ
カメラは正直見ての通りです。奥行きが必要なシーンはレイヤー分けして設置して、1ノードカメラをいい感じに動かしてるだけです。
エフェクトも若干レンズフレアを刺したり、若干の電撃エフェクトを足したくらいなのでPVの方はあまり特殊な事をしていません。
ヒノイ<Hinoi> バナー
さて、問題のバナーです。
こうなった理由は語ると長いのですが、おおむね私がはしゃいだ結果です。
「現代」らしさを表現するために。という話は上でもしましたが、バナーではその色をもう少し出したく、ゴリ押しした演出がこれです。
所謂「メンフィス」デザイン風で、幾何学的でポップな印象が学生中心のヒノイにぴったりじゃないかと思いほぼ勢いで作りました。どうでしたかね？
配色
バナー着手時点で実は国のアイコンは完成しており、紫主体のアイコンを見ていたのですが、紫をメインカラーに作る場合薄めでは可愛すぎ、濃いめでは高級感が出るような感じになってしまう気がしたため、ちょっと近めなショッキングピンクを背景にしました。
あとは、ショッキングピンクに合わせて雰囲気で色を置いて行った形です。配色関係の本を読み始めた今となっては若干直したい気持ちも無いことはないですが、その割にはまとまったかなぁと思います。
カメラ
思った以上に苦労したのが、カメラです。
全体を通して、巨大な一つの画面をカメラが移動する形で作成しています。
この時点ではグラフエディタとあまり仲良くなれていなかったので、キーフレームを打ちながら細々調整したのですが、結構非効率な事をしていた気がします。
解説は正直できません😇
カクカク移動は、1フレームで大きく直線移動するキーフレームで作っており、回転はその瞬間だけ2ノードカメラにして回転させてますが、正直もっといい方法がある気しかしません。
だれか教えてください。😭
(執筆中に気が付いたんですが、エクスプレッションに下方向への移動を任せて、キーフレームでジャンプさせればよかった説ありますね。)
一つ共有できる学びがあるとすれば、最初から数値をきっちり決めて作ったほうが楽という事です。
行き当たりばったり、ダメ絶対。
トランジション
あまり使わなかったのですが、これがヒノイの固有トランジションです。
一見作るのが面倒そうな動きですがAfterEffectsでは実はめちゃめちゃ簡単に作ることができます。
作成方法については、vol.1に引き続きPutti Monkey Wrench様の動画で学ばさせていただきました、本当に感謝しかないです。
このトランジションはこの動画で紹介されてる作例を改変して使っています。
これらを組み合わせて、ヒノイのバナー空間を作り上げました。
〆
はいという訳で、グランシュライデ PV/バナーメイキング、ヒノイ編でした！次はシレクレナのメイキングを紹介していくので、よければお付き合いください！
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くようでした。またにゃ😺
vol.1はこちら
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