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【有料級】Xでインプレッションが伸びるアニメキャラを調べてみた【AIイラスト】

こんにちは、アイ・コトバです♪ いつも私のNoteを読んでいただき、ありがとうございます♡ 今回は、Xでインプレッションが伸びるアニメキャラクターについて調査してみました!もし、「どうすれば自分の投稿がもっと多くの人に見てもらえるの?」と考えたことがあるなら、この記事はまさにあなたにピッタリです♡ ぜひ最後までお楽しみくださいね♪


このテーマに注目したきっかけ 

過去記事にて、既存キャラを再現するAIイラストが伸びやすいことをご紹介しましたが、この投稿の伸びやすさは、どのアニメキャラを題材にするかの影響が大きいはずです。そこで今回はデータ分析やアルゴリズムの視点から、どのキャラクターがより多くのインプレッションを獲得するのかを明らかにすることを目的に調査に取り組みました。

しかし、どのように検証していきましょうか。AIイラストで既存キャラを再現するといっても、キャラに似せることを目的にするのか。新たなオリジナリティを加えるのか。AIイラスト生成の方針は千差万別です。また、データ分析を行うにあたり、投稿しているアカウントが変わってしまうと、キャラクターの影響だけでなく、フォロワー数などの別要因も関わってくるため、寄与分離することができません。

そこで今回は、アニメキャラの再現イラストを主に投稿しているアカウントに注目し、アカウント内で各アニメキャラのイラストがどれほど伸びたのかを分析することにしました。

データ分析:インプレッションが伸びるアニメキャラの傾向

今回、ある4つのアカウントからデータ取得を行い、32アニメ、36キャラのインプレッション獲得数を取得しました。データ分析の際は、各アカウント内で1~3位のインプレッション数を獲得しているキャラクターに注目し、傾向を明らかにしていきました。

すると、このデータからは意外な結論が見えてきました。

実は私の中の仮説として、メジャーアニメの人気キャラクターのインプレッションが伸びやすいのではないかと考えていたのですが、結果は想像していたものと異なり、インプレッションが伸びたイラストはマイナーアニメ or 過去作のキャラクターでした。(12イラストの中から10イラストが該当)

この理由は何なのでしょうか?考察を続けます。

調査アカウント1:ミナライズム@AIart(@minarai1998)さん / X

1位・きゅんきゅんバニー・スワティ

調査アカウント2:NiuNiuKing(@NiuNiuKing_AI)さん / X

1位・負けヒロインが多すぎるー・八奈見杏菜

調査アカウント3:minaraizm(@minaraizm)さん / X

1位・ニケ・リリーバイス

調査アカウント4:AI画像館@AIイラスト(@AIgazoukanAI)さん / X

1位・ヒロアカ・耳郎響香

注1:本記事では、メジャーアニメを、”鬼滅の刃,ヒロアカ,呪術廻戦,葬送のフリーレン、または同じ規模の検索ボリュームを持つアニメ”と定義しており、”それ以外”をマイナーアニメと便宜上定義しています。表ではメジャーキャラを青字、マイナーアニメを赤字で示しています。

データ考察:マイナーアニメキャラがなぜ伸びているのか?

今回のデータ調査で分かった全体の傾向を下記2つに整理しました。


・メジャーアニメのキャラがインプレッションの上位トップに入ることは少ない。(12件中2件が該当)

・インプレッションが爆伸びしているイラストはマイナーアニメのキャラを再現したイラストであることが多い。(12件中10件が該当)

しかし、マイナーアニメのキャラだからといって必ずしも伸びているわけではない。(表に記載はないが、ランキング下位にもマイナーアニメのキャラが多数存在)


なぜこのような傾向となったのでしょうか。単純に考えるとメジャーアニメの方が市場規模も大きいはずなので、それに伴ってインプレションも伸びるように感じてしまいます。そこで、この理由について、ChatGPTに考えてもらいました。


【回答】
XでのAIイラストにおいて、メジャーなアニメのキャラクター再現よりも、マイナーなアニメのキャラクター再現の方がインプレッションが伸びている要因として考えられるものを以下に5つ挙げます。

  1. 競争の少なさ: メジャーなアニメキャラクターの再現は多くのクリエイターが行っており、その結果、競争が激しくなります。一方、マイナーなキャラクターは競争が少なく、目立ちやすい傾向があります。

  2. 希少価値の高さ: マイナーなアニメのキャラクターは、メジャーキャラクターに比べて再現イラストが少ないため、見る人にとって希少性があり、注目されやすくなります。

  3. ファンの熱意: マイナーなアニメのファンは、その作品やキャラクターに対して非常に熱心なことが多く、そのため関連コンテンツへの関心が高く、積極的にシェアやリツイートを行う傾向があります。

  4. 新鮮さと独自性: マイナーなキャラクターの再現は、見る人にとって新鮮であり、他では見られない独自のコンテンツとして捉えられるため、インプレッションが伸びる可能性があります

  5. ターゲット層の違い: メジャーなキャラクターは一般的に広い層に認知されていますが、マイナーキャラクターのファンはより特化したコミュニティに存在することが多いです。このため、特定の層に刺さりやすく、結果としてその層内でのインプレッションが伸びる傾向があります。


今回は5つ要因を考えるように命令しています。結果を見ると、どれもロジックが通っていて、関係ありそうなものばかりです。おそらくどれも部分的に正しいのだと思います。しかし、AI絵師としてXでフォロワーを伸ばすためには、どの要因の寄与が一番大きいのかということを明らかにしたいですよね。そこで、さらに検証を続けていきました。

新たな検証項目

次に検証を続けていきます。新たに検証する内容は、ChatGPTの回答を参考に、「競合が少なく、目立ちやすかった説」を検証していこうと思います。

アニメ別の競合の数について

新たな検証を行うため、まずはメジャーアニメとマイナーアニメでAIイラスト投稿数に違いがあるのかを調査し、マイナーアニメは本当に競合が少ないのかを調べていきます。今回はメジャーアニメのキャラとして鬼滅の刃から甘露寺蜜璃さんを、マイナーアニメのキャラとして、遊戯王から十六夜アキさんを対象にしてAIイラストの投稿数を調査していきます。

といってもX上で投稿されている甘露寺さん、十六夜さんのイラストを全数調査することはできません。そこで、Xの高度な検索機能を使い、投稿日を24年8月以降に設定して、「AIイラスト + キャラクター名」で検索した際のメディア表示数を確認しました。

すると両者には明らかな投稿数の差がありました。

「AIイラスト+甘露寺蜜璃」検索結果
「AIイラスト + 十六夜アキ」検索結果

想像していた結果が得られました。今回の検索条件ではメディア画像の表示に10倍の違いがあり、メジャーアニメキャラの投稿数は多く、マイナーキャラの投稿数が少ないことが示されています。

アニメ別のイラストの質について

次に「両者のイラストの質はどうか?」について調査しました。結論大きく違いがありました。この結論はあくまで私の主観となりますが、AIイラストの投稿数が少ないキャラクターのAIイラストは全体的に質が低く、画質や仕上がり等に気になる点がいくつもありました。一方、投稿数の多いキャラクターは投稿されているどのイラストもクオリティが高く、質の低いイラストを見つけることができませんでした。おそらくキャラの認知度によって、AIの学習済みデータの充実度が変わっているからと想像しています。
(今回イラスト等は紹介しませんが、Xでキーワード検索してもらえると一目瞭然です)

こちらの結果を、”AIイラストの伸ばしやすさ”という視点で見てみると、全体的に質が高く競合も多いメジャーキャラの市場よりも、全体的に競合が少なく、イラストの質も低い傾向があるマイナーアニメキャラの方が、”伸ばしやすい市場”であると考えることができますね。

結論:マイナーキャラの再現が伸びる一要因は競合の少なさ

以上、本記事全体のまとめを行います。
・インプレッションを伸ばしやすいキャラクターは、マイナーアニメのキャラ再現イラスト
・その要因の一つは競合が少なく、高品質のイラストを生成できればより目立たせることができるから。

さいごに

今回はイラストが伸びやすいキャラクタというテーマで記事を執筆しましたが、データを取得するのが本当に大変でした汗
しかし、想像とは異なる結論を導き出せたのは、新たな気づきにつながり個人的に良かったなと感じています♡今後もデータをベースにして様々な検証を行っていきますので、コメント&フォローいただけますと嬉しいです♡
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!(よし、寝よ!AM3:20)



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