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青年海外協力隊で支援学級の先生になる話ー私がホンジュラスに辿り着くまでー

初めまして!
青年海外協力隊でホンジュラスの小さな町に住んでいるあいです!

普段の私を知っている方であれば、こういうの書くタイプちゃうやろ!って思うかもしれません。私もそう思います。
ですが、普段とは全く違う環境にいるということもありますし、普段はやらないことやっちゃいますよ。
私の書く文章がホンジュラスという国を知るきっかけの1つになったり、誰かの何かに役立てばいいなと思って始めてみます。


①まずは元々何してた人なん?ってとこから

私は大学で社会福祉学を専攻し、卒業後は医療ソーシャルワーカーという仕事をしていました。

え?医療ソーシャルワーカーって何?って思う人がほとんどだと思います。

医療ソーシャルワーカーを超簡単に説明すると、病院に多くの職種がいる中、唯一福祉的な立場から患者さんを支える人って感じですかね?
病院には様々な背景を持った方が入院・外来受診に来られます。ゴミだらけの家で生活をしている人、金銭的な問題を抱えている人、虐待を受けている人、身寄りがない人…etc

そして私達は、毎日"当たり前の生活"を送っていますが突然の病気や怪我で、 その"当たり前の生活"を送ることが出来なくなることも考えられます。
その時には多くの不安や問題を抱えることになるかもしれません。

患者さんが抱える医療・福祉に関する不安や問題に対して、解決に結びつく方法が見つかるよう、患者さんと一緒になって考え、解決へと歩めるような関わりを行うことが私の仕事でした。

大きな病院に行く時って、人生の中の大切な場面だったりすると思うんです。そこに関わらせてもらえるって有り難い!興味深い!そして人って難しい!って思って日々仕事してました。でも、患者さんそれぞれの生活、これまでの人生を知ることができるのって本当に素晴らしい!
私と関わってくださった患者さんが1mmほどでいいので、あーこの人に出会えて良かった、と思っていてくれたら嬉しいです。


②なんで協力隊なん?

私が国際協力の分野に興味を持ち始めたのは、発展途上国に旅行をしたことがきっかけです。自分の知らない環境・人々の生活を見て、もっと勉強してみたい、他の国も見てみたいと思うようになりました。

初めての発展途上国🇹🇭

その後は国際協力系のボランティアに参加したり、ゼミでは発展途上国にフィールドワークに行ったりと活動をしてました。

ボランティア活動🇰🇭
Habitat for Humanity
ゼミのフィールドワーク🇵🇭

そして、いつか発展途上国に住んで、何かやってみたいな〜と漠然と考えていました。

社会人になって2年半、そろそろ国際協力の分野で何かしらチャレンジしてみようかな?と思って、見つけたのが青年海外協力隊。元から知ってはいたけど、これを機にいろいろなサイトを読み漁りました。
自分の経験と見聞を広げたい、そして自分のこれまでの経験を活かしたい、と思っていた私にぴったりじゃないの!って感じでした。
私は思い立ったら即行動派で、常に自分がやりたいと思ったこと、ワクワクすることにはチャレンジしてきたタイプ。応募書類速攻で書いてその後はポンポンポーンって事が進んだ感じです。


③なんでやばい国って言われてるホンジュラス?

自分の経験を活かすことのできる社会福祉関係で職を探していたのですが、私の短すぎる職歴からはそもそもの選択肢が限られていたというのが正直なところです。笑
そして、シンプルにスペイン語話せるようになりたかった、っていうのと、危ない国って言われてるホンジュラスどんなもんなんやろっていう興味から選びました。日本人も中々行く機会がない国だろうし、そこで生活できるの面白くない?こんな経験普通できないよな?っていう感じ。ワクワク。

④ホンジュラスで何するん?何してるん?

私は障害を持つ子ども達の先生として公立小学校の支援学級で活動しています。

私の主な活動内容は、

①子ども達それぞれに合った学習教材を現地の先生と一緒に作成する。
②普通学級の先生に障害児への理解を促すための研修を実施する。
③保護者・地域住民に対して、障害児への理解を促すための作品発表会やイベントを企画・実施する。


大学時代に障害分野を勉強はしましたが、障害を持つ子ども達を相手に仕事をすることは少なかったため、手探り状態の日々。というか、教育の分野難しすぎるっていう感じです。
ただ、私なりに別の視点でアプローチできたらいいなと思ったり。(先生方すみません、生意気なこと言って。)
あと新しい分野を勉強できるのはやっぱり楽しい。
子ども達それぞれが持つ強みを大切にしていきながら、今後の可能性や選択肢を広げられるようにする、という点を意識してまずは活動したいと思っています。


そして、危ない・やばい国だと思われているホンジュラスの良さを皆さんに知ってもらえたら良いな〜と。

私が働いている学校


ではまた〜。



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