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表現の自由、感動の理由。

バス釣りにはまってから暗に批判されることもある。魚がかわいそうに始まり、バスは害魚だ駆逐しなければ、まで幅広く。

それぞれの立場や多様な価値観を知ることができて、私にとってはそれ自体がプラスになる。正義も正論も時代が、人が、決めている。これからも変わり続ける評価の断面に過ぎない。

相手の立場を理解しなければ議論にならないし、譲歩する気がなければただの押しつけ、エゴになる。価値観は強制するもののではなく、共有するものだ。

わたし自身は、日本の経済がますます沈み込む未来には、数少ない観光資源として脚光を浴びるかもしれないと思っているし、そう願っている。

それにしても、憲法で定められた「表現の自由」があり、検閲を禁止しているって素晴らしいことだ。

冒頭に書いたように、バス釣りにはまってから暗に批判されることもある。魚がかわいそうに始まり、バスは害魚だ駆逐しなければ、まで幅広く。

ただ、そういう声が釣り人から聞かれることはあまりない。

ありふれた日常を繰り返しながら、ある日糸の向こう側で躍動するバスと出会い、足元から震えるほどの感動を覚えてしまったから。

ただ、「また会いたい」と、思うから。


過去の記事:「釣りが教えてくれた大切な考え方」


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