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口琴との出会い

口琴ってなに?というかたはこちらのwikiをご参照ください。辞書的な意味はその下に引用しておきます。

※口琴(こうきん)とは弾力のある薄片の一端を口でくわえ、もう一方の端を振動させ、口腔内に共鳴させる楽器。金属や竹などさまざまな素材で作られ、世界中に分布する。ムックリ、琵琶笛 (びやぼん) など。ジューズハープ。小学館デジタル大辞泉より引用。

口琴と出会ったきっかけ

口琴と出会ったきっかけは学生時代に所属していたミュージカル劇団の芝居だった。劇中で民族楽器を演奏するシーンがあり、カリンバや太鼓に混じって口琴も使った。その時はそういう楽器もあるのだなという感じで特にハマったりする訳でもなく、劇が終わってからは口琴の存在は忘れていた。その後劇団は辞めて就職活動をして、なんとか契約社員で仕事を見つけ、特に表現活動をすることなく最近まで口琴に触れることもなくなっていた。

口琴との再会

コロナがはじまってからリモート勤務に突入し、自宅に仕事スペースが必要になった。押し入れをデスク代わりにするため整理していたところ学生時代に使っていた口琴が沢山でてきた。試しに弾いてみると面白い。手軽に持ち運べて少しの時間で楽しめる携帯楽器を発掘できた。我流で口の動きや舌の動きを工夫して色々な音を出せる。口琴の種類や弾く人の体格、体調によって音の出方も異なる。楽器を演奏するために特段の準備も必要ないため隙間時間に気が向いたら練習できる気軽さがある。

練習していくうちに手元にあった口琴では満足ができなくなってきた。音は出るが良い口琴を使ってみたいという欲が出始めた。TEDでみた電子音のような口琴の演奏を自分もやってみたいと思うようになった。

かっこいい。2人でセッションするとかっこよさ2倍。

口琴の魅力

なぜ口琴に夢中になっているのか?以前書いた口琴中毒のnoteでもはっきりとは結論が出せていないが、理由の一つとして瞑想に使えるとか思考を拭い去ることができる部分があるのではないかと考えている。

言語情報を一旦ストップして、びよ〜んと自由にリズムを刻める口琴は頭を空にして楽しめる遊びであり、リラックスのための瞑想ツールであり、朝の散歩のお供でもある。奏でるリズムによってお経のように聴こえたりテクノミュージックのように聴こえたりする。馬や蛙の鳴き声や雨音、風の音を表現することもできる。口琴の種類と奏でる人の組み合わせで無限に楽しむことができる。そして、どこにでも持っていける身軽さが口琴の魅力ではないかと思う。まだまだ説明不足だけれど引き続き本なども読んで口琴について学んだり楽しんだり続けていこうと思っています。

現在読んでいる「口琴のひびく世界」世界中の口琴について解説があり、口琴の世界大会のレポートなども掲載されていて興味深くとても面白いです。




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