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クレッシェンドに生きよう

昨日、坂本龍一の生前最後の作品「12」を聴きながら、夕暮れ時の土手沿いを歩いて帰りました。

聞こえてくる音楽が、目の前の風景、川の音、鳥の鳴き声、遊んでいる子供の声、などと調和する瞬間があり、「もしかして、坂本龍一は同じ風景を見て演奏していたのだろうか?」と錯覚してしまいます。

少し前の日本経済新聞に掲載されていた「老いの力が生む晩年様式」という記事。芸術家が年齢と共に右肩上がりで創作を続けていることを取り上げた内容です。

よくないのは自分の繰り返し、自己模倣に陥ることらしい

日本経済新聞

とても心に響く言葉です。

「7つの習慣」の著者の最後の作品「クレッシェンド」では、「本当の挑戦はまだまだこの先にある。だからクレッシェンドな生き方を選択しなさい!」というメッセージが伝わってきます。確かに、7つの習慣をクレッシェンドできたら最強でしょうね。

先日、実家の整理をしていたところ、母が英会話を一生懸命勉強していたことがわかりました。

そうか・・だからあの時「ハロー」って電話に出たのか。と、今更ながらに気付かされ、「どうした?ペラペラやね。」と、どうでも良いツッコミをしたことを反省します。母もまたクレッシェンドに生きた人なのでしょう。

私たちもクレッシェンドに生きるしかありませんね!

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