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ワイン選びに困ったらとりあえずブドウから選んでみよう

ワイン選ぶってなった時に、情報量が多くて時間かかることあるかと思いますので。

今回の記事では
ブドウ品種をご紹介します。

特に『国際品種』と呼ばれるブドウは知っておくべきなんですね

国際品種とはすなわち、ブドウ栽培可能エリアが全世界にあり
世界各国で造られるグローバルな葡萄です。

世界各国で造られるけども、その特徴はその国の土地柄や文化で異なるのがおもしろいんですよね。

まずは【白ブドウ】、別の記事で【黒ブドウ】
代表的国際品種3種と+αで2種類ずつ加えて
全5種類ずつでご紹介いたします。

代表的 白ブドウ 5選


①醸造で変幻自在 【シャルドネ】
②甘みと酸味の黄金比率【リースリング】
③さばさば系アロマティック【ソーヴィニヨンブラン】
④海のワイン 余韻の塩味が憎い 【アルバリーニョ】
⑤犯罪クラスのエキゾチック 【ゲヴュルツトラミネール】

①シャルドネ


おそらくワインをそこまで知らない人でも聞いたことはある品種の一つ
世界のブドウ栽培地ほとんどで造られていますが
やはり【フランス ブルゴーニュ】の特級クラスは人生で一度は体験したい神の雫です。

コンビニワイン500円から最高級クラスで150万以上と価格の幅が広すぎる品種です。

シャルドネの特徴は【良い意味で特徴が無い】

我々ソムリエが最初のテイスティング試験でシャルドネを識別するのは
           「樽熟成の香り」
これはブドウが持つ香りではなく樽熟成によって出てくる香りなのです。
木、バター、ブリオッシュ、アーモンド、ヴァニラ、シナモン的な香り
だからこそ
産地と生産者のスタイルでダイレクトに味わいが変化します。

②リースリング


フルーティなワインの代名詞ですね。
柔らかい甘みの中にしっかりと酸味が感じられ特に女性が好きっていうことが多い品種です。

リースリングの典型的な香り表現のフルーツが「白桃」

そこに黄色の花や黄色い果実が合わさるような印象で
基本的に樽熟成による香りを加えないでフルーツの味わいが全面的




③ソーヴィニヨンブラン


【草の香り】


ソーヴィニヨンブランの香りといったらと多くの人が連想すると思います。


しかし
温かい地域になるとトロピカルフルーツやメロンの香りが出てきます。

草、レモングラス、グリーンハーブ、グレープフルーツ、レモン、ライムなどの香り
 

すっきり辛口のワインを体験するならベースはソーヴィニヨンブラン
酸がしっかりとして甘みが少ないのでオススメです。


④アルバリーニョ


スペインのリアスバイシャス、ポルトガルを代表とする海岸線で造られる大人気の品種です。
【海のワイン】と称される余韻に感じる柔らかい塩気と旨味
熟したリンゴ、白桃、グレープフルーツ、ほのかなハーブ、磯の香りが感じられます。
 

フルーティでありながらも爽やかな酸を持ち余韻の塩気

魚介料理との相性抜群とされる品種です!


⑤ゲヴュルツトラミネール


最初にこの品種のワインの香りを嗅ぐと衝撃的だと思います。
強いフローラルな香りが特徴的でこちらも女性が好きな方多いイメージですね
ライチ、白いバラ、コリアンダー、ショウガ、パイナップルの香り</div>

アロマティック、エキゾチックと表現されることが多い、香り豊かな品種

ゲヴュルツトラミネールは甘みが出やすい品種なのでドライ好きだと
少し苦手意識出てしまうかもしれません。

フランス・アルザス地方、北イタリア、東ヨーロッパ
このあたりで良く造られております!

グラスワインで出してる店、最近減ったかなと思います。
見つけたら是非オーダーしてほしいですね。
こんな違うんか!と思えるはずです。

まとめ


白ブドウ品種5ついかがでしょうか。

もちろん楽しみ方は人それぞれで香りや味わいの感じ方も人それぞれです。
ブドウでここまで違うのか!という体験をして脳と鼻と舌を鍛えていくと
よりワインの複雑味が楽しめるようになります!

辛口レベルで言うとこんな感じですかね

ソーヴィニヨンブラン → アルバリーニョ → シャルドネ 
→ リースリング → ゲヴュルツトラミネール


白ワイン飲んでみようかなと思ったら
参考にしてみてください!

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