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【1日目】2023年1月 年始め東京わくわく実験思索旅

こんにちは。こんばんは。おはようございます。
お久しぶりです。奥山さるです。

先日、史上最も長い旅に行ってきたので、せっかくならツイートでなくnoteに投稿しようと思い、そんなことしてる場合じゃないと自分に突っ込まれつつ書いています。

この旅の目的は、「東京で暮らせるか、働けるか」を実験するというものでした。就職活動をしていく中で、「東京で働きたいかも」と思ったのですが、いろいろなことに疲れやすい自分が暮らしていける土地なのか、と疑問を持ったからです(結局就職先は地元にしました笑)。

まずは初日を。
1/3(火)
前日23:45山形発の夜行バスで東京へ。
予定通りの6時過ぎに東京駅に到着。まだ暗かった。
今回の旅は通勤ごっこも大事な目的の一つだったので、毎日朝から会社の前を素通りしていました。
この日は茗荷谷駅へ向かい、とある会社の横を素通りすることに。
初日から快晴だったので、遠回りなどしつつ学校が並び立つ文京区をにやにやと歩いていきました。
その後護国寺が見えてきたので、行ってみることに。なんか有名だし。
朝なので営業はしていないんだけれども、正月だからか屋台が出ていて、道端のごみ袋からは昨日のごみと思われる食べ物のいい匂いが。犬の散歩をしている人とかもちらほら。
今思ったらどこのものかよくわからない屋台のおみくじに200円払って開く。大吉とか凶とか書いていないやつだったのでがっかり。
奥まで登って賽銭を入れて手を合わせておく。
ここからが悲劇。
さて戻ろうとしゃきしゃき階段を降りていると、突然!
ふくらはぎが激痛に見舞われてこれ以上階段を降りることができない。
とりあえず階段の途中で立ち止まって足をもんだりするけど全然だめ。
肉離れとか!?なったことないからわからんけど!などと少しパニックになりつつググる。よくわからないけど肉離れかこむら返りが出てくる。でもたぶんこむら返りでもないし~。釈然としないままガタゴトと何とか階段を降りきる。
両足同時になるのやめてもらっていいですか???
平らな道は筋肉痛程度の痛みで何とか歩けたので、いろいろググりつつ交差点でしばし休憩。
エコノミークラス症候群か!???と思う。
よくわからんけど確かに夜行バスは3列シートというクソ設計のために自分の隣の通路が狭すぎて容易に外に出れるものではなく、6時間ほとんど微動だにせずにいたし、同じ理由でトイレに行かなくて済むようお茶もほとんど飲んでいなかった。体には無理をさせていた。
奥山はなんとなく病院嫌いなので、普段ならここで病院に行くことはしないのですが、ここから数日せっかくの年始晴れ晴れバカンスなのに動けずではチケットをとっているところにも行けないし…と思い、仕方なく病院を探すことに。
朝も早いので近くの病院に駆け込むのではなく、東京駅に戻ることにして駅内のビジネスクリニック?を予約。
東京駅に戻って去年おいしかったおにぎり屋さんに向かったら、この日は8時からではなく9時から開店だったようで、しばし待つ。
その間に大好きなニューヨークパーフェクトチーズを購入。2年前はお土産用でない自分用にも18個だか12個入を買って馬鹿みたいに食べていたけれど、今回はお金もないし食事管理もしているので5個入を。えらい。
おにぎりは野沢菜炒めと牛タン。ふくらはぎが痛いからか、駅構内の椅子で一人だからか、前回の感動はなかったが、普通においしかった。
病院。思いのほか痛みは引いてきて、階段以外は平気になったし、先生にも危ないことはなさそうと言われたので、一安心。結局なんなんだかわからなかったけどね。一応薬をもらって退散。即飲んだ。
その後だんだん治っていきました~。でももう護国寺は行きたくないです。
丸の内の本屋、丸善へ。入用の本を取り置きしていたので受け取りに。hontoってほんと便利~。これで分厚めの文庫本2冊増えました。。
新潟駅のジュンク堂には何度か行っているんだけれど、ここはその強化版って感じで、極上の空間でした。大きくて品ぞろえよし。少し通路とか狭かったけど、東京ですし、仕方ないよね!
ところで、比較的新しいっぽかったんだけど、「丸善の三階」っていうスペースがあって、1時間で1100円はちょっと高いなと思いつつ、雰囲気に惹かれて入室。インスタをのぞいてみたところ、「“自分のための時間”を過ごすラウンジ」らしい。うん、会員制のラウンジに入った気分だった。ドリンクやちょっとしたお菓子が自由にもらえた。いろんなテーマの本がディスプレイしてあった。いくつか気になる本も見つけることができました。もちろん自分の本や何かの作業をやるにも最適な場所だった!1日いるとかならコスパ的にも最高かも。
昼ごはん食べっか、と思ってぶらぶらして、あまり食欲はなかったけど、Soup Stock Tokyoに行ってみました。前から通るたびに気になっていたので。海老のビスクのやつと少なめの米を食べました。もっと元気だったらおいしかったんだろうけど、その時そんなに元気ではなかったので、普通に摂取しました。きっととてもおいしかった。
奥山、東京駅のいわゆる正面みたいなところの外観がすこぶる好きなので、写真を撮りに向かいました。
やっぱり青空で、少し元気アップ。
宿のチェックインまですることもなかったので、新丸ビルをぶらつく。黒やダークブラウンを使ったシックな内装でなかなかよきでした。
服が全部つるされているお店の黒のロングコート、奥山が今探し求めている形だったんですが、3万くらいだったので金欠野郎には無理でした。無念。
宿は蔵前。移動し、近くの公園で読書。
まだ冬休みらしき親子がたくさんいて、バドミントンやらなにやら。実家の近くのことを思い出して、「東京にもあったんだ」と、奥山の心の中の福山が歌いました。
ちなみに、ボールが転がってきたので駆けてきた女の子に返したら「ありがとうございます」と言われ、きゅん死しそうになりました。
宿にチェックイン。説明とかがあまりなく一瞬戸惑ったけど、まあ大丈夫でした。部屋は狭いけど、きれいなところ。そして、蔵前はいいところ。
ただし、近くの図書館は1/4〜(卒論の計画書を旅行中に書かなければならなかったので行けるとベストだった)、店の前を通って気になったいい感じのカフェは1/6〜の営業だった。やはり年始というのは良き場所を偶然見つけて入るには難しい。
さて、チケットをとっていたので、上野の国立西洋美術館への「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」へ。駅から公園へ渡るところをミスったり、公園内で美術館を探せなかったり、少しいらいらしながらやっと到着。荷物をロッカーに預けて企画展を観察。馬鹿混みではなかったんだろうけど、奥山は美術館で周りに人がいるのがかなりストレスになるので、少ししんどかったです。最近は撮影可の展覧会が多くて、それもだいぶストレスにはなっているものの、自分も記録に残せる喜びもわかるので何とも言えず、ちゃんと写真も撮りました。自分が気に入った作品を家に帰ってからも振り返れるっていうのも素敵だよね、わかる。
入館時すでに閉館まで1時間半を切っていたのですが、帰ろうとしたらなんかこのチケットで常設展?も観れるっぽいぞと気づき、爆速で眺めることに。「広いのでお時間お気を付けください」と言われアセアセしながらずんずん歩く。ほぼ目を通してるだけ。最初の方なんかは予想以上に色が濃く鮮やかで、企画展よりよほど気に入ってしまった。奥山、宗教画とか好きなので。
なめてたとかではないけどほんとに広いというか、正直ぐるぐる歩き続けて方向感覚はなくなった。ぐるぐる歩いてるし階段も通ってないのになぜか次から次へと新しい作品が目に入った。急ぎすぎて同じ作品を二回見ても気づかなかったのか魔法がかけられていたのかわからないけど、とにかくすさまじかった。後半はほぼ見てない。
場のテンションに押され感動するあまり、コレクションの本を購入。1290円って書いてあって「破格ぢゃん!!」と思って買ったのに1920円だった。は?しかも急ぐあまり英語版を持ってレジに並んでいて、自分の番がくる直前まで気づかなかった。日本語しか読めないやん私。ギリギリで気づけたので事なきを得ました。
入り口付近の企画展グッズ売り場は閉館間際でちょっと混雑。特に気に入ったたしかマティスのお部屋の絵?のポストカードを購入。なんとか閉館前に退館すると、外は真っ暗。いい感じに疲れている。どこかで夕食を食べてホテルに帰ろう。上野駅の近くの店をウロウロしたものの、特に食べたいものもない。しかしこの前友達がおいしいと食べていたのを思い出し、ペッパーランチダイナーに入店。ペッパーランチとペッパーランチダイナーって何が違うんだろう?未だにわからない。個人的に何故か落ち着かなかったので、できるだけ早く注文して早く食べることに。布をどう使うかわからんし、すごい臭いもついた。このせいで以降数日狭いホテルの自室が肉臭くなり、それからというもの旅行には自前のリセッシュを持っていくようになった。やっぱり舌が子どもだからステーキは満足度のコスパ悪いなあ笑
ホテルに戻っててきぱき入浴。東京初日は終わりを迎えた。おやすみなさい。


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