見出し画像

アンジュルム コンサートツアー 2023秋 11人のアンジュルム 〜 BEST ELEVEN 〜を見てきた

タイトルのまんまなのだが、感想を残しておきたくて。

私の基本姿勢は、前にも書いたかもしれないが、ライブビューイングを見ることができれば満足、というもので。会場で生で見ることにあまりこだわりがない。演劇をやっている人間とは思えない発言かもしれないが、本気でそう思っているのだからしかたがないし、あくまでも客としての私の好きな楽しみ方なので、自分の中で矛盾もない。

が、今回は現場に行くことにした。簡単にチケットが買えそうだったこと(あと特別先行予約システム利用手数料みたいな謎の絶対にアーティストに還元されないであろう理不尽なお金が少なめで買えそうだったので)もあるが、それに加えて、私の推しメンでありリーダーでもあった竹内さんが今年6月に卒業したので、今後のアンジュルムも応援していくにあたって現状を見てみたかったのだった。

簡単にチケットが買えそうだったのは、今月のハロプロの大きなライブは、先々週くらいにつばきファクトリーの山岸さん岸本さんの卒業があったうえに、来週にモーニング娘。'23のリーダー譜久村さんの卒業まであるので、ハロプロ全体を見ているタイプのファンが、さすがに今月多いっすわ、となった場合に買わないのが、卒業とかない通常営業の秋ツアーのファイナルとしての武道館であるアンジュルムのこのライブになるからだろう。

で、見てきた感想なんだけど。ここからの文章はアンジュルムファン以外が読んでもなにもわからないかもしれないが、とにかく素晴らしかった。

新リーダーカミコと、最後のアンジュルム初期メンバーの莉佳子は、もうずいぶん前から完全に仕上がっている状態だったのにさらにパフォーマンスが凄くなっていたし、サブリーダーかわむーは声がだいぶ強くなっていた。当たり前のように成長し続けているのが恐ろしくさえあった。

そして、れらぴもなんらかの壁を乗り越えたような、完全に上記のベテランたちと肩を並べるところまできていたように見えた、なんなられらぴの第一声で私はもう涙を流していた。

私の新推しメンであるところのハシサコリンちゃんは、いよいよこの間までのれらぴのような中堅ポジションらしい力をつけていたうえに元々の悪ガキ感も失われず、下のメンバーたちのガキ大将として君臨していた。

ケロンヌはもうなんか独特の世界を築いており、途中のVTRやMCでもケロンヌぶりを爆発させて、パフォーマンスのみならず、別の方面でも活躍する未来が見えた。あと衣装の人がなぜかずっとケロンヌのどちらか片方の肩を見せることにこだわっているように感じていたのだが、今回はついに強引に両方の肩を見せる衣装を作成していたのも(ほぼ私の勝手な妄想だが)面白かった。

しおんぬはいつもどおりの大暴れだったが、当たり前にいろんなことが上手になった結果としてより大暴れできていたように見えた。

歌える赤ちゃんこと松本わかなさんは、かなり歌のパートが増えていたように思う。すでに外部のイベントに出るたびに、アンジュルムに歌のうまい赤ちゃんがいた、と噂になる存在だったがこれからますます存在感を増していくだろう。

ぺいぺいは、たぶん一番歌のパートが増えたんじゃなかろうか。さっきから書いている歌のパートが増えるというのは、誰かが卒業するとその人が歌っていた部分を他の誰かが歌うことになるというハロプロでおなじみの出来事なのだけど、なにしろ前リーダーがテクニシャンなうえにだいぶ長期にわたって活動していたので、その卒業によりあいたパートが大量にあり、もちろん適性にあわせていろんな人にわりふられるのだが、それの割合がとても多いというのは、スタッフからの信頼の証だ。

そして、新人のふたりのうちひとりのおはガール後藤花さんはちょいと病気でお休みだったのだけど、ゆっぴょんこと下井谷幸穂さんが初めての武道館に同期がいないという大変な状況でも、堂々とそして楽しそうにパフォーマンスしていのが素晴らしかった。

というわけで、全員のことを書いてみたが、まあほぼ全員に最低でも2回は泣かされた。本当に凄い。親父が死んだ時も泣かなかったのに。

珍しく(なのかわからんが、最近あんまりなかった気がする)メンバーカラーの衣装のときがあって、これが全員とても似合っていて、いろいろなことをやってくれても楽しいんだけど、やっぱメンバーカラーで歌い踊ってくれると、遠くから見ても誰が誰だかわかるし、フェスとかテレビの時はこれにしたらいいんじゃないかと思いました。

とにかく今回も最高で最強でした、アンジュルムは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?