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PRに汚染されたインフルエンサー

インフルエンサーにPRの依頼が来るのは宿命だし、インフルエンサー以外でもPRタグをつけることはある時代で、どのような場合に汚染されたと見なされるのか。どういった場合に捨て時だと判断されてしまうのか。

潮時だと思う理由

☑ ナチュラルな投稿よりPR数が多くなった
☑ レビューの濃度および質が下がった
☑ ステマをした

PR投稿はやっぱりこの人すごかったし出世したんだな~って素直に喜ぶことが出来ます。最初は。だけどナチュラルな投稿が少なくなってくると、警戒し始めます。

やっぱり有名になる人はレビューの質とか面白さ、濃さが違うんですよね。写真だけでズバッと売れているタイプは除外して、情報でもってインフルエンサーしている人は全然観点違ったりします。ここの個性が無くなってきたらコンテンツとして劣化したなって感じます。

上記2点に関してフォロワーは敏感です。せっかくその人の発信する情報を見るためにわざわざフォローしてタイムラインに入れているのに、純度が下がったらそこらへんのコピペ記事アプリ(またの名をキュレーションアプリ)と変わらないじゃないですか。

ステマが論外なのは言うまでもないです。ステマしないと売れないような製品とか興味ないし、そんな倫理観のない企業の製品は買いたくないし、手を貸したインフルエンサーはもうマジで穢れているし、今後この人の情報を信じることは出来ないからです。以上!

ちゃんとPR付けていて好感度が下がるパターンがある

☑ 企業がtwitterなどで個人のPRツイートを広告として流す
☑ タイムラインの汚染と判断される広告は総じて好感度が下がる

最近twitterであふれているコミック系広告ツイートとか典型例ですね。広告を入れたいなら公式アカウントで差し込んでほしい。twitterしかりインスタしかり、SNSは個人でも広告を出せます。だから一見すると個人がお金を出して広告を出稿したように見えるのに、ふと端っこを見ると企業が広告を出しているのがわかるので、PRタグが付いていたとしてもまるでステマのように受け取られます

ここまで嫌われる理由をズバッとハッキリしっかり言うと、わかりづらい紛らわしいから!ユーザーは明快に分かりやすいものを求めているので、よくよく見ないと分かりません、みたいなあざとい手段は嫌いです。
企業のアカウントに自信がないから、わざわざ他のユーザーに金を握らせて宣伝しているようにしか見えず、企業もユーザーも好感度が下がります。

システム上出来ること≠やっていいこと

☑ 広告の打ち方で好感度が下がるパターンを知っておく
☑ ステマ認識を絶対に回避する必要がある

広告って人の好感度を上げるために出していると思っているのですが、SNSに限らずアピール方法を間違えると確実に好感度がバリバリ下がります。「あー、私この製品が好きだったのに、もうこんなことする企業なら買わない」とあっさり捨てます。だからこそ、システム上出来ることと、安易にやっていいのか手法はきちんと精査するべきだと思います。
そもそも企業の広告なのに企業が前面に出ないって、恥ずかしいことです。1ユーザーの意見を装った広告なんだから、ほぼステマと認識されても文句は言えません。

まとめ

☑ PR案件受けすぎのインフルエンサーは避けたほうが吉
☑ 広告ツイートは企業アカウントで堂々と出そう
☑ 個人ツイートを広告に回すとステマと認識される

別にPR案件が悪いわけじゃないけど、人の認識をハックするような広告ばっかり出してくる企業は徐々に好感度下がってると思います。同様に自分の価値を速攻でお金に換えてるインフルエンサーの好感度も下がってきています。

ソーシャルで戦うのはしんどい選択肢が多く、実態のお金よりコストがかかる事ばっかりです。だからといって、安易な選択肢を選ぶと好感度が目減りしていくので、適当な作業しかしてない代理店の話を鵜呑みにするのは辞めましょう。企業内でどういった出稿ルールが正しいのかガイドラインを決めて挑んでください。

🌷使っていただいたお金は、本や、資材購入に当てられます🌹