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クローゼットの洋服200着を半分未満にできた話

どうせ家に引きこもっている時間が長いのです、どうせなら要らないものは捨ててすっきりしませんか?

定期的にクローゼットが荒れがちな私が、幾度もの整理整頓に取り組んだ末、これが効果的だった、という実録メモです。
クローゼット方向性を決めて、それに従って不要なものをそぎ落としていく形が良かったです。

目次だけ見るとやること少なそうですが、整理整頓って判断の連続なので、意外とやること多くて大変です。

断捨離目的で読んだ本

主に読んだ本は3冊です。

有名どころだけあって、断捨離へのモチベーションを上げるには最適な本たちです。

方向性の決め方

☑︎ 理想を箇条書きにする
☑︎ 捨てる基準を決める
☑︎ クローゼットのスタイルを決める

クローゼットをいい感じに整理するためには、ちゃんと方向性を決める必要があります。この方向性がブレていると、クローゼットの整理に失敗したり、リバウンドまでの期間がめちゃくちゃ短くなります。
目的意識を育てる手法は断捨離系ブログではそこそこ推奨されていますし、私も実際にモチベーションが上がりました。

理想のクローゼット条件を箇条書きにする
最初に自分の求めてるクローゼットの条件を箇条書きにします。こうすることで本当はどんなクローゼットにしたいのか、自分の理想を明らかにします。もうほんと大体で良いです。私はこんな感じ。

・ハンガーは木製(かわいいから)
・ハンガーとハンガーの感覚は2~3センチ欲しい
・なるべくブルべ夏に合う色味にする
 (オフホワイト・ピンク・グレー・ネイビー・ラベンダー)
・60着以内にする

ここで条件を沢山出せる人ほど、クローゼットへの理想が具体的に思い描けている人かな~と思います。私はまだまだですね。
イラスト描ける人ならもっと具体的なイメージを出せるのではないでしょうか。しかし完璧主義者の場合、きっちりと目標をたてすぎると現実との落差で失敗してしまうことがあるので、ほどほどが肝心です。

捨てる基準を決める
これは大事です。これがないと、何を捨てていいのか迷うことになります。他人はどうあれ、自分の納得できる基準ってことが大事です。
私の中での判りやすい基準は以下。

・傷んでいる(毛玉、毛羽立ち、ボタンが取れている、破れほつれがある、変色している)
・1年以内に着た回数がゼロもしくは極端に少ない
・スーツじゃないのに着回しの組み合わせが1種類しかない

捨てる基準は好きな断捨離系ブログに合わせるとスムーズだと思いますが、捨てることに罪悪感が強い人の場合は、自分で考えた基準が物を言います。
捨てられない人は一種の呪いで状態異常になっているのではないか、と思うので、最初の一歩を踏み出して捨てるためにも心底納得できる理由を考えた方が良いと思います。

クローゼットのスタイルを決める
残った特に着る分には問題がない洋服を捨てるためには、方向性が頼りです。
自分がどのような人間なのか、クローゼットで主張を決めるのです。

・ファッション重視系
 →似たような服は捨てる。
・ミニマリスト・シンプリスト
 →あえて同じ系統に揃える。逆に目立つ物は捨てる。

断捨離系ブログなどでは「似たような服が複数ある場合は捨てろ」説が推されていますけど、似たような服が悪とは限らないです。
あえてテイストを揃えて行くなら断然ありだと思っています。

ファッション系になりたい人が同じような服に揃えると地味になって失敗しますし、ミニマリスト系になりたい人がバラバラな服を残すとアイテムが減らなくなって苦痛になります。

ミニマリスト派は、いっそジョブズ形式(全部同じ服に揃えてコーディネートを固定する)にすると、悩みが爆速で解決できると思いますが、それが出来るならこの記事読んでないですよね。
それをするなら全部捨てて買い替えるべきなので。

実践方法

☑︎ 戻す枚数を決める
☑︎ クローゼットから服を全て出す
☑︎ 洋服の状態をチェックしてボロは捨てる
☑︎ シーズンごとに服を分ける
☑︎ 組み合わせを考える
☑︎ 自分で決めた枚数だけ服を戻す
☑︎ 残った洋服は捨てる

色々記事を見て試しましたが、洋服を全部出して必要な物だけクローゼットに戻すのが早いです。
クローゼットからダメそうな洋服を出して、チェックして大丈夫なら戻す…と手間もかかりますし、本当に数が減らなかったので、ここは全部出す一択です。

戻す基準の枚数を決める
これはクローゼットから洋服を出す前に考えた方がいいです。基準の枚数がないと結局全部戻して意味ない人が続出します。私も最初は全部戻してしまったことがあります。
分かりやすい基準だと、1週間は7日しかないので、とりあえず、各シーズン7日分の枚数を考えればOKです。そうでなければ、ハンガーをクローゼットにかけた時、綺麗だと思う間隔でかけられた本数を基準にすると良いです。
私が冬だと仮定して出した枚数は以下。

・ワンピース:5枚
・シャツ:2枚
・ボトムス:2枚
・上着類:2枚
・コート:2枚

この枚数でも各シーズン計算したら46枚ぐらいなので、人間が必要な服って意外と少ないですよね。秋冬と春夏でざっくり分けて年中使えるような枚数にすると、もっと減らせるかも。
ちなみにここには下着も靴下もカウントしていませんが、ぶっちゃけ7セットで事足りると思いますし、異様に量が多いかったら全部捨てて新しいを買いましょう。下着も靴下も消耗品です。大事に取っておく必要性は皆無なのです。

洋服を全部出す
もし、本当に全部出すと爆発してどうしようもない人は、カテゴリごとにやると良いですワンピースならワンピース、アウターならアウターとか。
本当にマジですごい量になります。え、これ全部私の服?みたいな。管理しきれないよ~って気持ちが湧いてきたら、きっと前進できます。

洋服の状態をチェックする
ここで捨てる基準に沿っているかチェックします。満たしているならゴミ袋に速攻で入れます。自分で考え抜いた基準なら迷わず捨てられるはず。
特に傷んだり変色しているものは絶対に捨てるべきなので、以下の箇所を重点的にチェックします。

・トップス、上着で注意するべきなのは、襟ぐりや袖、わきの下
・ボトムスで注意するべきは、内もも、股、お尻、裾

シーズンごとに服を分ける
これは春夏に着るとか、冬に着るとか。エリアを分けて分別していくとスムーズです。
パーティー用とか慶事用の服はどんどん外していきます。正直、年収600万円未満の人はパーティー用の服など捨てたほうが良いです。そもそも庶民が行けるちょっとしたパーティーとは?人間努力しなければ体型も変わりますし太らない保証はないので、イベントが発生した時にレンタルしてイケてる服を着ましょう!

組み合わせを考える
残した服は捨てる基準じゃないってことで、一応着れる服のはず。着回しを考えて明らかに合わない服は捨てます。だって、組み合わせるとおかしい服って、残しても結局活用できないです。
時間に余裕があるなら、実際に着てみてファッションショーするのもありです。着てみるとヤバい感じになる服は速攻で捨てたほうが良いです。若い時の服をどれだけ取っておいても、自分は若返らないのです!
(ちなみに私は、高くてあまり着られなかったワンピースを着てみて、改めて「畜生!今着ても可愛い~!私最高!」となったので一軍に格上げして、安かった服を捨てました。こういう効果もあります。)

自分で決めた枚数だけクローゼットに戻す
各シーズンから一週間分の洋服を戻していきます。自分で決めた枚数を超えないことが大事です。もう組み合わせが決まっているから、きっとどれを戻しても失敗しないはずです。

残った洋服を捨てる
クローゼットに戻さなかった服は思い切って捨てましょう。だって活用できないので!ここで捨てることで、きっと新しい服が買えるようになったと思うことが大事。ここまで来たらクローゼットは結構綺麗になったと思うので、また数枚買っても大丈夫なはず。
そして買ってきた時に入れ替えをしていけば、リバウンドしないです。ワンピースを買ってきたらワンピースを捨てる、アウターを買ったらアウターを捨てる。

ご褒美を用意する

季節の変わり目とか、思い立った時にやると思うんですが、毎回精神的にも肉体的にも重労働だったりするので、絶対にご褒美は用意したほうが良いです。それも洋服以外で。美味しいスイーツとか、外食とか。

まとめ

いかがでしょうか!
私も最初は200着以上洋服を持っていたので、60着前後になれただけでも大進歩です。枚数を減らすと管理しやすくなるし、流行りの服も買ってすぐ着られるようになるし、めげずに何回もチャレンジしてきてよかったです!

方向性を決める
・理想のクローゼット条件を箇条書きにする
・捨てる基準を決める
・クローゼットのスタイルを決める
実践する
・クローゼットから洋服を全部出す
・洋服の状態をチェックする
・シーズンごとに服を分ける
・組み合わせを考える
・自分で決めた枚数だけクローゼットに戻す
・残った洋服を捨てる
ご褒美を用意する

実践するときは1日お休みの日にして、達成出来たらご褒美を用意すると捗りますよ!(できれば洋服以外が望ましいので、私はタピオカ!)


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