グリーンブック
3月2日土曜日。
午前中だけ仕事して、午後から映画館に足を運んだ。
「グリーンブック」を観るために。
アカデミー賞を取ったから、という理由もあったけど、僕はヴィゴ・モーテンセンがとにかく好きなのだ。
初めてヴィゴ・モーテンセンと出会ったのは「クリムゾン・タイド」。
物凄く男前で、なんというか、とにかく濃くて、印象に凄く残った。
役どころも複雑で良かった!
「男!!」って感じがした。
G.I.ジェーンのマスターチーフ役も好きだ。
素直になれない、ツンデレな感じがとても良かった!
でも「指輪物語」のアラゴルン役はなんとなく印象が薄い。
なんでだろ・・・。
さて、「グリーンブック」のヴィゴ・モーテンセンであるが、とにかく驚いたのが「太い」のである。
そしてひたすらに食うのだ。もうね、ホールのピザを半分に折ってかじったりするの。
イケメンで筋骨隆々なおっさんなのである。
べらんめぇ口調だし、下着姿でウロウロするし。
どうしようもない感じのおっさん。
それでも芯が通ってて、自分という人間をよく理解しているおっさんなの。
だから見ていてすっきりする。
誰にも媚びたりしない。かっこつけたりしない。ありのまま。
もう一人の主人公、マハーシャラ・アリが演じるドクター・シャリーとは全く違うタイプの人間で。
人種差別というよりも、まったく性格の違う、共通点の無い二人が心を通わせていくというストーリーに心を打たれました。
笑いどころも結構あって、劇場ではくすくすと笑う声も聞こえました。
色々と本国では批判もあるようですが、本当に心が温かくなる素敵な映画だなぁ、と思った。
音楽も凄く良くて、昨日と今日と、ずっとピアノ・トリオばっかり聞いています。
本当に良い映画でした。
ただ劇場が凄く混んでいて、最前列の席で観たのが心残りです・・・。
首が痛い・・・。
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