キミが居ない世界なんて6




「あ、すみません。」


専門で、ほろ酔いで歩いてたら、何かにぶつかった。


「チョット、気をつけて下さいよ。」

「……キミ、可愛いね」

「は?」



専門で知りあった

黒髪のボブの綺麗な女の子


凛々しい瞳が

この世で一番

愛しい人のようだった







「チョットー、凌真ー、また飲んでるでしょー」

「いーじゃんチョットくらいー」


相変わらず酔うのが好きで

仕事やバイトがない日は

昼から飲んでた


「昼から飲むなって言ってるでしょ!」

「んー、いいじゃん琥珀ー」チュッチュ

「ちょっと、こんなとこで…」


みのが遠くに行って

すがる人が居なくなったせいか

俺は琥珀で、ポッカリ空いた穴を埋めようとした

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