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あひるの空考察「あひるの空ヘビーローテーション+」とは

こんにちは。『あひるの空ヘビーローテーション+』の筆者 あひろて(Twitter:@ahirote)です。

4年ほどブログで『あひるの空』の考察を書いてましたが、配信先をnoteのマガジン『あひるの空ヘビーローテーション+』に改めることにしました。

ずばり、『あひるの空』の再読欲を駆られる読み物。それが「あひるの空ヘビーローテーション+」です。

更新は不定期ですが悪しからずや。読み物として充実した内容になるように記事1つ1つに時間をかけて書いています。それ故、大体が長文。これもまた悪しからずや。

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『あひるの空ヘビーローテーション+』
三箇条

一、週刊少年マガジンでの先取りネタバレは基本的にしません。
一、単行本化されたストーリーは発売後1ヶ月を置いてから考察を始めます。
一、日向武史先生へのリスペクトのないことは書きません。

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  以上のような掟の下、『あひるの空』を今すぐ読み直したくなっちゃうような考察を書いていきますので、お楽しみ頂ければと思います。


あひろての話を少し。

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「少し」と言ってだいたい話が長くなるのがあひろてです。

プロフィール

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1982年生まれのサラリーマン。
息子と娘の四人家族。
伊坂幸太郎先生のファンでもある。
だいたい朝4時に起きて活動してます。

このイラストはTwitterで仲良くして頂いている同じくあひるファン こぎ(@kogi8) さんに描いていただいたイラストです。

さすがです。こぎさんに「お願い! アイコン作って下さい!」と依頼してよかった。

このイラスト、89%僕です(笑) 

100%というと嘘だし、90%以上だと胡散臭い気がするけど、似てなくはないので・・の89%っす。


■ 身長/体重
171cm/72kg

標準体型から年々遠ざかってきています。

我が家では毎年正月に書初めとして”今年の目標”を書くんですが、「60キロ台」という目標がなかなか達成されずに、持ち越されること2年。
(あっ、達成できない人は持ち越し式です。)

今年こそはっ!

追記:
僕の体型を応援してくれる方は、「#社バス始めました」で追うことができます。


■ ポジション
2番(シューティングガード)

現役時代はアシストに快感を覚えてましたが、『あひるの空』を読んでから、自称シューターを名乗ってます。全然入らないっすけど。

追記:
僕をシューターとして応援してくれる方は、「#社バス始めました」で追うことができます。


■ 今履いてるバッシュ
NIKE ズームブレイブ5

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画像参照元:「ボンスポーツ」様

「日本人のために」ってのに惹かれて買いました。あと、田臥選手が履いてたのも。僕は田臥世代です。


追記:

adidas Harden Vol. 3 Marvel Iron Man

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画像参照元:「アディダスと「アベンジャーズ」のヒーローがコラボしたスニーカー!」ーメンズノンノ


2020年、バッシュをころころ変えてるチームメイトに「なんか余ってるバッシュないの?」って言ってみたら、これが出てきて譲ってもらいました。

うん、なかなかイイよ。

■ 『あひるの空』で好きなキャラクター
車谷智久(空パパ)

あんなナイスミドルになりたいと常々思ってますが……


■ 『あひるの空』で好きな巻
42巻と43巻の藤沢菖蒲戦。

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2巻とコンパクトにまとめながらも、完成度の高いストーリー。何度も読み返してます。


■ あひろてを構成する5つのマンガ


■ 夢
日向武史先生に会うこと。

もっとも日向武史先生に近づけた瞬間↓

いや、こっちかも、、、今読んでも胃が痛くなる・・・


僕と『あひるの空』の出会い

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さて、お近づきのしるしに今日はもうちょっとだけ僕のお話をさせて下さい。

(ほらね、こうやって長くなる)

僕は30歳になろうというところで、人生の分岐点がありました。以前までは、通販業界という「戦場」の最前線にいたんです。

あの業界を例えるならば”関ヶ原の戦い”――

今は誰が天下を取っているかわかりませんが、その頃は正攻法も確立されていなく、名声を上げるべくあの手この手を使って皆がのし上がろうとしている業界でした。

そんな関ヶ原の乱戦の中、店長をやっていたこともあります。もう谷底のガラケーモバイル市場で荒稼ぎしてました。今では考えられませんが。

こんな語り口も、その頃書いていたお店のメルマガで培ったものです。

そんな戦場に朝6:00に出かけ、帰って来るのは25:00時という毎日。戦場で心身ともに痛めつけられていた頃、大きく心を揺さぶられた漫画と出会いました。

『エンゼルバンク』と『リアル』です。

『あひるの空』じゃないんかいっ!

と総ツッコミをもらいそうですが……漫画に始まり漫画に終わった僕の転職でした。

漫画情報のWEBマガジン ”Comee mag.”さんに寄稿させてもらった記事にそのあたりのことを残しています。

この寄稿記事を読んでいただけると分かると思いますが、僕の転職を決めたのは井上雄彦先生の『リアル』のこの一節でした。

息子の成長を見過ごしてまで、がむしゃらに働いたあの仕事は、僕でなくてはならなかったのだろうか。そうじゃない気はしている
(引用:井上雄彦/集英社『リアル』6巻116ページ)

子を持つ父親としてグサっと刀を腹部に突き刺され、今にも息絶えその場で卒倒しそうなくらい衝撃を受けたあの瞬間は今でも覚えています。

僕はこの言葉がきっかけとなり、『バガボンド』の言葉を借りるならば「殺し合いの螺旋」から降りる決意をしました。

こうして僕の生活は一変しました。

今では8:00に家を出て17:00過ぎには家にいて朝晩の食卓を家族で囲み、『バガボンド』の世界から『サザエさん』の磯野家みたいな生活を送っています。


で、

(まだ『あひるの空』と出会わないですよ)

そんなこんなで転職活動の最中、息抜きに とバスケしよっかなって思ってた頃、たまたま友人から「チームに来ないか」というお誘いをもらいました。

小・中・高とバスケをやっていましたが、それ以降ずいぶんと離れたバスケ。恐る恐るとりあえず参加してみることにしました。

結果……

① アップのRUNシューでヒーヒー。 喉がなんか血の味がする
↑あるあるでしょ??

② よしっ!フリーだっ!シュート!!!ノーターッチのきれいなスパシュー…のはずが、ボール2つ分のエアボール……
↑あるあるでしょ??(その2)

③ 翌朝、バンビの如く脚がプルプル・・・カラダの疲労感ハンパねぇっすけど。。。


バスケは年を重ねれば重ねるほど、地獄のスポーツです……

もう行くのやめよっかなぁ~

何回もそう思いました。それでもバスケは楽しいかった。コートの5人の連帯感が僕は大好きです。走って、飛んで、止まって、走って。辛すぎるけど、それでもやっててよかったと思うスポーツです。


こうしてバスケを再開した僕はかつての熱量を取り戻すべく井上雄彦先生の『SLAM DUNK』をひっぱり出しました。

(えっ?まだ『あひるの空』と出会ってないけど…)

ずいぶんと黄ばんじまった。。。

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やっぱり何度読んでも鳥肌な山王戦。イイですよね。

ちょっこし違うバスケ漫画に手を出してみるか~ということで『黒子のバスケ』を読み出したことを友人に話したら、

「『あひるの空』の方がダンゼン面白いぜ。貸してやるよ。」

と言われたのが「あひるの空」との出会い。

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(やっとでてきました!)

SLAM DUNK世代ドンピシャの自分は、これ以上のバスケ漫画はこの世には存在しないだろう。これからも現れることはないだろう。そう思ってました。

が、

ナニコレ・・・面白すぎるぜ。

どハマりした僕は『あひるの空』を自分で集め直してました。そして、今では数冊本棚から取って昼休みに読む。その繰り返しの毎日。

「あひるの空ヘビーローテーション+」の名前は、ココから来ています。

『SLAM DUNK』では描かれていない、本来の部活の風景やら、部員たちの心情、バスケにかける熱量、恋愛。

日向武史先生って、実は高校生なんじゃねぇ??実は女なんじゃねぇか??

と思うほどリアルに描かれる物語は、読み終わえる度にあの頃に戻ったような気持ちになるのは僕だけではないはずです。また、時たま挟まれる名言的フレーズは、すっかりオヤジになってしまった今でも心動かされるものがあります。

『あひるの空』のファンでこんなコンテンツを扱ってるからには、さぞかし根っからのファンだと思った方もいたかと思いますが、そうではありません。『あひるの空』との出会いは連載から随分経ってからだったのです。

出遅れてハマった『あひるの空』でしたから、当然「SLAM DUNK芸人」バリに『あひるの空』も語り尽くされてるんだろうなぁ~と思って、語り場を求めてネット検索したら―

あれ??ないの???

全然語られてなかったのです。

語りてぇ~この気持ちどうすりゃいいのさ……じゃあ自分で書いちゃおう!! ってのが、この『あひるの空ヘビーローテーション+』の始まりです。

あひろてが過去に寄稿したWEB記事載せておきます。

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↑上にもちょろっとリンク出してますが、過去にWEBライターもやらせてもらったことがありました。

自分の中で傑作のだけ貼っておきます。

公募でアルでも・・


僕の考察は全部こじつけです。

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僕の考察は全部こじつけです。

日向武史先生が敢えて残した余白を、こうなのかな? ああなのかな? と埋めることを僕は楽しんでいるだけで、日向武史先生が意図しているものとはかけ離れることも多々あります。だから、コロッケさんがオリジナルを超えたオリジナリティを出す大袈裟なモノマネのようなものだと思って、僕の考察を楽しんでいただければ幸いです。

『あひるの空』の再読欲を駆り立てられるような読み物としてのエンタメ考察になるよう、これからも精進して参ります。

どうぞ末永いお付き合いをお願いします。


有料マガジン「あひるの空ヘビーローテーション+」の目次

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#あひるの空アニメ
・『あひるの空』はアニメ化するべきではない!3つの理由
・アニメ『あひるの空』はどこまで描かれるのかを考える。

#あひるの空25巻で考察
・「丸子山王日枝神社にはバスケの神様が祀られている」ということにしてこう。

――随時公開予定

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不定期の更新ですが、読み物として『あひるの空』ファンの皆さんが満足いただけるような考察記事を書いています。 読むと『あひるの空』の再読欲をかき立てられるかも。

過去にブログ「あひるの空ヘビーローテーション+」で発信していた記事はこの”マガジン”に収録しました。 ブログではない閉鎖的な空間で、これか…

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