キルホーマン スモールバッチ No.1 for Japan レビュー
キルホーマンの日本市場限定品を入手したので、レビューを書いていこうと思います。
基本情報
このウイスキーの情報を書いていきます。
名前:キルホーマン スモールバッチ No.1 for Japan
度数:48.1°
生産量:1260本
樽:バーボン樽(70%)マデイラワイン樽(25%)シェリー樽(5%)
価格:¥6,350(武川蒸留酒販売)
エントリーモデルのマキヤーベイと異なり、マデイラワイン樽の原酒が使われています。
※マデイラワインとはポルトガル領マデイラ島で作られる酒精強化ワインのことである。原材料は黒ブドウと白ブドウがあるが、ウイスキーの熟成に使われるのは黒ブドウを原材料にしたものが多い(ウイスキーの熟成によく使われるシェリー酒が白ブドウが原材料のため)。
公式のテイスティングノートは下記とおりになっております。
色:ほんのり赤みを帯びたゴールド
香り:ピートスモーク、レモンピール、ハチミツ、マラスキーのチェリー、ショートブレッド
味わい:スモーキーな塩キャラメル、ダークチェリー、ブラックベリー
フィニッシュ:パイナップル、ダークチョコレートのビターさが加わり、心地よい余韻が続く
こちらのテイスティングノートは輸入元の資料らしく、公式な資料はネット上では確認が出来ませんでした。しかしながら、複数のネットショップにて同様の記述が確認されているのでガセ情報ということはないと思います。
レビュー
ここからは飲んでみての感想を書いていきます。
↑グラスに入れたらこんな感じ、マキヤーベイより色が濃い
香り:ピート+酸味、ワインかなぁ、レモンかもしれない
ストレート:若いけどアルコールアタックは気にならない、煙+潮+ベリー系(木苺かなぁ)、最後にビターがやってくる。加水すると煙が消えて甘さ主体になる
トワイスアップ:煙が強くなる、酸味もちょっとある なんか胸焼けする
ロック:煙と酸味が強くなる、結構好き
水割り:ちょっびり煙臭い、ワインのニュアンスもあるかも、あんまり美味しくない
ハイボール:甘さと酸味が最初に来て、後味にほのかな煙 非常に美味しい
ストレート、ロック、ハイボールが美味しいと感じました。マキヤーベイの時もそうでしたがトワイスアップで飲むとなんか胸焼けがするんですよね。
最後に
今回は「キルホーマン スモールバッチ No.1 for Japan」のレビューをしてきました。
総評するとマキヤーベイにマデイラワイン原酒由来のベリー系の甘みが追加された感じですね。マキヤーベイの時にストレートはきついかなぁと思っていましたが、今回のスマールバッチはストレートでも美味しく頂くことが出来ました。マキヤーベイが好きな方であれば購入を勧めたい一本だと思います。
キルホーマンは好きな蒸留所ではあるのですが、限定品の争奪戦に敗北することが多く、今回はと思い買った「キルホーマン スモールバッチ No.1 for Japan」ですがネット通販で在庫が残っているのが現状となっております(2020/05/25)。一応1260本限定なので気になる方は早めの購入をオススメします。
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