【詩】戴冠式

賛成 批判は置いとゐて
昔話やフィクションで
見たことのある光景が
今も かうして続いてゐると
歴史の中にゐる実感が
感慨となつて押し寄せる
いつまで 続くかわからぬが
終はつた後でも 歴史は続き
違ふ 祭りがあるだらう