【詩】仏頂面

怒つてゐるでもないのだが
深刻ぶつた面が貼りつゐて
まるで前髪が額に被さるやうに
いつも額が凝つてゐる
気持ちが表に現れづ
無理に作れば こわばつて
ロボットのやうになるのだが
こゝろは確かにあるのです