【詩】幸福恐怖症

誰かが どこかで 大変なときに
自分だけが楽しんで
罪悪感を感じてしまひ
自分が不幸なとき
他人の幸福が許せづ
他人が不幸なとき
自分の幸福が許せづ
みんな不幸に陥るか
みんな幸福になるか
二つに一つ と極端に考へる
誠に面倒くさい 良心の呵責