Activity Monitor (アクティビティモニタ)。ITエンジニアになる為のMac入門
▶︎完全版はこちら
▶︎ダイジェスト動画はこちら
「アクティビティモニタ」(Activity Monitor)は、Macの健康診断ツールともいえる便利なアプリケーションです。特にアプリが暴走してCPUやメモリを大量に消費し、パソコンが遅くなったり、熱を持つような状況に対応する際に役立ちます。ここではその使い方やポイントについて解説します。
アクティビティモニタの基本機能
起動方法
Finder > アプリケーション > ユーティリティ > アクティビティモニタ
ショートカット: Command + スペース でスポットライト検索を開き、「アクティビティ」と入力して起動。
現在動作中のアプリ一覧表示
CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況を可視化。
アプリやシステムプロセスの動作を詳細に確認可能。
主な用途と活用例
暴走するアプリの対処
動作が鈍い場合やCPUが異常に高い場合、該当アプリを確認して終了可能。
該当アプリを選択 > ダブルクリック > 「終了」または「強制終了」を選択。
メモリ使用状況の監視
メモリタブで「メモリプレッシャー」をチェック。緑なら余裕あり、赤ならメモリ不足。
使用頻度の低いアプリを終了またはアンインストールして動作を軽くする。
スパイウェアやマルウェアの検出
見慣れないプロセスがあればネット検索で確認。怪しい場合は削除。
メモリ不足の解消方法
アプリのアンインストール
不要なアプリはFinderの「アプリケーション」フォルダからゴミ箱へ移動。設定ファイルも削除されます。設定ファイルを完全削除したい場合
専用アプリ(AppCleanerなど)を使うと安心。
トラブルを未然に防ぐ習慣
定期的にアクティビティモニタを開き、不要なプロセスやアプリをチェック。
重たい作業をする前に、バックグラウンドで動作している不要なアプリを終了。
便利なショートカットと上級者向けヒント
アプリをすばやく起動するには、スポットライト検索を活用。
英語キーボードを使う場合、「Activity Monitor」と入力しても起動可能。
設定を切り替えるときは次のレクチャーで説明する方法を参考に。
アクティビティモニタを活用すれば、Macの状態を常に把握し、効率よく運用できます!
▶︎続きはこちら