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天国の散歩道!燕岳〜常念岳縦走 1日目

2018年は、涸沢、八ヶ岳、富士山のほかに2つの縦走をしました。
1つは、高尾山〜陣馬山。こちらは暑くて、真夏に低山に登るもんじゃないと苦い思い出があります。

もう1つが今回書く、燕岳〜常念岳への縦走です。この縦走は本当に楽しく、改めて登山にハマったきっかけとなりました。

ステキなタクシーの運転手

わたしはやっぱり雨女のようで、出発のその日、松本は曇り空でした。
でもこれから回復するとの予報を信じて電車に乗り込みました。

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穂高駅に到着してバス乗り場を探していると、タクシーの運転手さんに、相乗りしていかないか?と声をかけられました。
登山者がお一人タクシーの前にいました。
バスの時間までもう少しあったので、タクシーに乗り込むことにしました。
このタクシーの運転手さんが色んなお話を聞かせてくれました。
燕山荘のオーナーの話とか松本にまつわる話とか。
ウキウキな気分にさせてもらえました。
振り返っても、松本で出会うタクシーの運転手さんはほんとステキな方ばかりです。

雨の中の登山開始

登山口の中房温泉に到着すると、土砂降りの雨。毎回、登山の時は雨が降るなあと、ウキウキの気分はどこにやら。ガッカリしてしまいます。
かなりの土砂降りだったので、少し雨宿りをしました。
8時を過ぎると、一緒にタクシーに乗ってきたお兄さんは、今日中に大天井岳まで向かうそうなので先に出発しました。

少し雨がましになった気がしたので、私たちも出発することにしました。

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三大急登 合戦尾根

登るにつれ雨が止んで晴れ間が見えてきました。しかし今度は、汗でびっしょりになってしまいました。
そうだ、ここは北アルプス三大急登、合戦尾根だ!
ひーひー言いながら登りました。

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かっこいい!燕山荘!

ひたすら登っていると、景色が開けてきました。
そして、今夜の宿、燕山荘が見えました。
えっ?今日、あそこに泊まるの?!めっちゃかっこいい山小屋じゃん!!!
と気分が上がりまくります。

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小屋に到着して受付を済ますと、今夜の寝床を告げられました。
なんと畳三畳に6人でとのこと。しかもすでに両端に先約がおり、真ん中になりました。
荷物を置いて、燕岳山頂を目指します!

素晴らしすぎる燕岳

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景色が素晴らしすぎてなかなか前に進みません。
道は岩場があるものの難しいところはなく、歩きやすいです。
本で見たイルカ岩とかメガネ岩とかありました。
山頂に到着!

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燕山荘への帰り道は槍ヶ岳を望みながら。
ああ、なんて素晴らしいところなんだろう。

夕方は

山小屋に戻ってケーキを食べて、早めの夕食をいただきました。
夕食は6回とかに分けられてるとか。

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タクシーの運転手さんに聞いた、燕山荘のオーナーさんのホルンの演奏がありました。
とてもステキでした。
夕食を食べ終わると、夕焼けが見えるということで外に出ました。

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雲海の向こうは富士山。
ステキな夕焼けでした。

寝床に戻ると、三畳にすでに4人入って寝ていました。
一畳に2人。
意外と入るもんですね。

2日目に続く。

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