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高瀬舟5(全7回)

森 鴎外
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全7回のうちの、5回目です。

《ふわっとあらすじ》
庄兵衛は、
常日頃より経済的に余裕のないことに
不安を抱えていた。
人は1つの欲が満たされても、
また次の欲を求めてしまうものである。
喜助の謙虚で無欲な姿勢に、
感銘を受けるばかりの庄兵衛だった。

懸隔…二つの間がかけ離れていること。
疑懼(ぎく)…疑って不安に思うこと。
係累…面倒をみなければならない親、妻子
毫光(ごうこう)…仏の眉間の白毫 (びゃくごう) から四方に出る細い光。仏の知恵に例えられる。
不穏当(ふおんとう)…差し障りがあって適当でないこと。

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