血を抜かれると笑う女

昨日、採血したの。
ここで私の注射耐性スペックを紹介するね。

注射針を刺す:問題ない
刺した針から…、
入れる:問題ない
抜く:問題大アリ
入れ続ける(点滴):だいたいダメ

という感じ。
じゃあ、採血の話に戻るね。

あのねー
なんかもー、意図せず中二病っていうか、
血を抜かれるとミッ〇ーみたいな笑いが止まらんくなって、腕が切れたトカゲの尻尾みたいにビタビタビタビタするのよ。
いや、分かる、分かってる。
言いたいことは分かってる。
私は変なもの摂取してないし、いたって健全に生きてるよ。

だから、採血してくれる看護士さんにはいつもご迷惑をかけてしまってね。
最近は、自ら「ベッドで横になりながら採血してもらえませんか?」ってお願いしてる。

でー。
昨日もそのパターンでいったわけ。
優しくて声むっちゃ高い、ベテラン感満載の看護士さん(女性)は、快くベッドに寝かせてくれたの。

看護士さん「採血気持ち悪くなっちゃう?」

わたし「そーですね。(私が)気持ち悪くなりますね」

看護士さん「そっかそっかー、気持ち悪くなっちゃうのねん。ラクにしてていいから、ダメだって思ったら言ってくださいねん。やめるから」

ちょっとチクッとしますよー、の合図で、
私は顔を壁に向けて、目を閉じて、
推しの笑顔を延々と思い浮かべていた。
血なんか抜かれとらん。むしろ入ってる。
推しの笑顔が世界でいちばん可愛い。
入ってる。入ってる。
あっ、すっごい入ってる。

終わりましたよ〜って針を抜かれてから、
念の為15分くらい横になってくださいねんって、寝かせてくれた看護士さん(優しい!)

看護士さん「どんな風に気持ち悪くなっちゃう?」


わたし「え…ザワザワして(笑いが止まらなくなって)気持ち悪くなります」


看護士さん「そ〜。ザワザワしちゃうの。もし、途中で具合悪くなったらまたここに戻ってきなさいっ!」

こんな優しい看護士さん初めてかもしらん。

そんなこんなで、採血を乗り越えたよ〜。
それから仕事してー、
寝てー、
起きてー、
おはよう火曜日。

点滴痛かったあああああああああああ

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