ストレングスファインダーと私の取説
人生を豊かに生きやすくするために、自分の生まれ持った資質をよく知り、その資質にあった能力を発揮する(発揮できる環境を作る)ことは大切。
また、多様なチームで活動する際も、自分のキャリアを考える際も、パートナーやメンバーとの関係を構築していく際も、自分や相手の理解を深めることはとても意味があることです。
ただ、生まれ持った資質というものは、自分にとっては当たり前のものなので、自分自身で気がつくのはとても難しいんですよね…。「自分の苦手はたくさん挙げられるけど、強みはなかなか見つからない」というのが、あるあるです。
自分や相手の魅力をもっとよく知ることができたらいいのにと思っていた時に出会ったのが、GALLUP社が提供するオンラインの才能診断ツール『ストレングス・ファインダー』。才能(=自然に繰り返される思考、感情または行動のパターン)を34の資質に分けて順位付けし、自分の唯一無二の能力を教えてくれます。
私がストレングスファインダーを受けたのは、2023年8月。当時はうまく活用しきれていませんでしたが、最近、「ひと妻DAO」のなかで話題になったことをきっかけに、私の中でも再ブームとなり、改めて自己理解と他者理解を深めているところです。
この春から新たな生活も始まり、出会いも増えているので、自分のためと、私に関わってもらう方への情報提供として、ストレングスファインダーの結果を公開いたします。
(文章化にあたっては、ビジネスパートナーであるマルセロさんのnoteが大変分かりやすかったので、こちらの文章構成をリスペクストさせていただいています)
こちらが結果全体です。
34資質のうち上位だったのが、「ポジティブ」「達成欲」「成長促進」「着想」「収集心」。
実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力の4分類では、「人間関係構築力」に強みがあるとのこと。
コミュニケーション下手を自負している私としては少し意外でしたが、「一人一人が魅力を発揮し、全体としても高いパフォーマンスを出すためにはどうすればいいのか」は常に考えているので、その点では納得です。
次は上位資質をひとつひとつ見ていこうと思います。
1. ポジティブ
生まれつき、目の前の相手や課題に集中して活動していると気が楽になり、忙しく生産的だと前向きになる。人の架け橋になったときに喜びを感じる。資料の理解に十分な時間をかけているときに自信が養われる。また、専門用語や思考が通じる相手との会話には気持ちよさを感じる。
まさに私、という結果。
特に「忙しく生産的で、目の前のことに取り組んでいると前向きになる」はその通りです。裏を返すと、取り組むことが見当たらなかったり、生産的だと感じられない活動に従事したりするのが苦痛。下手に休むと憂鬱になって、かえって調子を崩すため、「止まったら死ぬマグロのような人間です」と自己紹介してます。
2. 達成欲
本能的に、崇高で困難な仕事に身を捧げたいと思っている。生まれつき、全神経を目の前の作業や課題に集中させることができ、勤勉さ・粘り強さ・集中力が、優位性となっている。
一人の人間として興味を示してくれる権力者のために熱心に働く。さまざまな人の才能や業績や貢献を見つけて賞賛・鼓舞することに大きな喜びと価値を感じる。これらは多くの人々が才能をより多く発揮できるように勇気づける効果がある。
すごいですね、これもほぼすべて当たっています。
集中力についてはもはや過集中タイプで、目の前のことに集中するあまり、電車を乗り過ごしたり、話しかけられても気づけなかったり、モノを失くしたり、周りが目に入らなかったりと、副作用が出ることも頻繁です笑。
マルチタスクをこなしながら器用に立ち回れるタイプでも、目標に向かってコツコツ努力を積み重ねられるタイプでもなく、目の前の壁をひとつひとつぶっ壊しながら進んでいくタイプなんだなと再認識。
「一人の人間として興味を示してくれる権力者のために熱心に働く」もその通りで、個人としてリスペクトしあえない相手との仕事は、パフォーマンスが著しく落ちます。なので最近は、そういう関係自体を避けるようにしています。
3. 成長促進
個人のユニークな貢献を認めて評価するように努め、その人の才能・知識・スキルを本人に気づかせます。生まれながらにして、人々のことを真に尊重し、高く評価していることを、相手に認識させる能力があります。まだ才能が開花していない人たちと接する機会において、より能力を発揮をするかもしれません。金銭的な安定に価値をおきつつも、お金よりも意味のあるところで人生の質を評価しています。
こちらも、お見通し、という内容です。
仕事でもプライベートでも、「目の前の相手のポテンシャルを見つけること」が昔から大大大好物で、「相手がそのポテンシャルを発揮してイキイキ活動すること」に幸せを感じます。これは自分自身に対しても、娘たちに対してもやっちゃっていますね。
同時に「私が関わってもその人のためにならない」というのが分かると、すっと身を引く傾向があります。
4. 着想
自分がどう評価されているのかを察するため、メンバーから信頼を得やすく、グループの成功にさらに貢献できます。
黙って深く物事を考え込むことができる場を必要としています。創造的な才能を使うことで、伝統的ではなく斬新な方法をとることがあります。
的確な語や高度な用語を収集しようとする本能があります。それは仕事のためではなく自分自身のためで、これらの語を使う機会が訪れると満足感を得られれます。
「黙って深く考える時間を必要としている」のもその通りですね。集中して考えることで、頭の中が整理され、生産的に活動できるようになるタイプなので、1人の時間はとても大切にしています。
また、興味を持った分野については本を読み漁りますが、それは、仕事のためというよりも、さまざまな角度で世界を見てみたい、その分野の面白い人たちとコミュニケーションできるようになりたい、という欲求からです。
5. 収集心
知的刺激にあふれた会話のなかに身を置きます。一方で、世間話に参加するのは、時間の無駄に思えてしまいます。深く思慮に富んだ人々に惹かれ、物事を大きく賢く考える人たちとの親交を好みます。そういった会話の中から多くの洞察を得ます。特定の革新技術をいち早く発見するほうです。常に知識を取得しつづけますが、これらの情報が最終的にどこに導いてくれるのかを知りたいというニーズはほとんどありません。
「世間話に参加するのは、時間の無駄に思えてしまう」というは相手に対してめちゃくちゃ失礼ですが苦笑、目的のない会話がだらだら続くと、集中力が切れてソワソワしてきちゃうのは事実です。なるべく「相手問わず、話すときは予め時間を区切る」というのを意識しています。
知的刺激にあふれた会話は、大大大大好きです。興奮します。
特定の目的のために情報収集しているというよりも、好奇心という欲望のままに知識を貪っているという感覚が近いです。インプット過多のため、「記憶すること」ははじめから諦めています。
その他上位資質
上位資質6~10位を公開します。
『アレンジ、内省、運命思考、学習欲、活発性』です。
上位1~10位の資質を見ていると、「多彩な人たちと繋がり、エンパワーメントしあいながら、そこで得た知識と技術を活用して、自分たちの課題解決につながる新事業を創造していく」という今のスタイルが、資質的にも合っていると感じます。
下位資質
ちなみに下位資質は、低い順から『 34.調和性、33.慎重さ、32.分析思考、31.公平性、30.競争性、29.規律性』。素質が無い、と言われる部分です。
全体的に心当たりありまくりですが、特に『慎重さ』が無いことについては、ものすごーーーーく自覚があります。
最近はもう「私はアクセルを踏んで突破していくのが仕事」と諦め、ブレーキ役・フォロー役などはできる限り信頼のおける人に任せる方針にしています。
また、『調和性、公平性、競争性』の無さは、『「同じ」であることよりも、自分含めてひとりひとりの「違い」に魅力を感じるため、優劣をつけることや、全員を同じように扱うことへの必要性はあまり感じない』という私の考え方に、現れていますね笑。
以上、私の資質紹介でした。
これからもどうぞよろしくお願いいたします^^
現在の活動
最後に、現在の活動を簡単に紹介します。
■現在の活動
ひと妻DAOを中心に、DAOを基盤とした事業作りを行っています。自らも「これからの時代の働き方・生き方」を実践し、最新テック・組織・社会構造について探求をしています。
■ひと妻DAOとは
既婚女性を中心に約1800人が所属するWeb3.0コミュニティ。キャッチコピーは「人生をメイクするweb3時代のカフェ&オフィス」。「Make our life free and beautiful」をパーパスに掲げ、ありたい姿と社会的価値が両立する世界の実現を目指す。コミュニティ内の知識や人的ネットワークを生かし、NFTプロジェクトや、地域・企業との共創などを行っている。
現在、ひと妻DAOのなかでは、みんなでストレングスファインダーの結果を見せ合っています。ご興味ある方はぜひ参加してくださいませ。
→ 招待リンクはこちら
いただいたサポートは、本を買って、美味しいご飯を食べて、いろんなところに行って、また、明日からのエネルギーにさせていただきます。ありがとうございます。