毛利小五郎の声優交代から13年経って


名探偵コナンの毛利小五郎役の声優交代後13年経って、
未だに違和感が拭えない自分の思いを書き散らそうと思う。

正直仕方のないことだと思っているし、これから長寿番組となっている作品には逃れられない運命だと理解している。
交代によって見なくなり、耳に馴染まないから違和感が拭えないという意見もあり、変わってすぐの頃は見続ければ慣れるという言葉も散見していた。

それが13年経っても未だに駄目なのだ。

今年の映画ハロウィンの花嫁では、かなり前半でおっちゃんの退場が決まった。
その時内心ほっとしてこれで映画に集中できると思ってしまったのだ。
自分の中でこれほどまで苦手意識ができていたことに驚いた、
力也さんが素晴らしい声優さんであることを理解し、他の作品で嫌だと思ったことも無かったのにこれである。

何故か。
麻酔針を撃たれたあとのふにゃふにゃ演技がわざとらしすぎると感じており、そのシーンがある度モヤっとしていることがひとつだと思う。
それが無いとわかったときに安心してしまったのではないか、
そんなことを観終わってから考えていた。

正直13年経っても無理とかお前順応力が低すぎるんじゃないかと言われても反論できない。

でも無理なものは無理なのだ。

普段のおっちゃんはなんとかしょうがない事と整理がついているのだと思う。
それに力也さんのおっちゃんはあのシーンさえ除いてしまえば、かっこよいおっちゃんなのだ。

同じ作品内で交代が起こった、塩沢兼人さんと井上和彦さんの白鳥刑事は
嫌味っぽく少し裏がありそうなキャラから、嫌味はあるが爽やかハンサムに変わった感じもあるがどちらも良いと感じている。
だからここまで自分の中でうまく受け入れられないのが謎になってしまった。

白鳥刑事は20年以上経ったから平気なのかとも考えたが、正直変わってすぐは置いといても翌年の劇場版ですでに違和感は無くなっていた。
出演頻度がそこまで無いからか?
そんなに頻度が低いキャラでは無いからそれも違うように思う。


つらつらと取り留めもなく書いて来たが、正直何故無理なのかという事に答えが出そうに無い。
あと7年経ったら違和感が拭えるのだろうか……、正直その頃も無理って言ってそうな自分が想像できる。

とりあえず神谷さんの麻酔針撃たれた時の演技は神だったのだ。

それだけは自分の中で揺るがない。



P.S.
今年の映画は高木くんと佐藤さんが本当に尊いので観てほしい。
あと一桁台のころの映画リスペクトがすごいと思った。


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