サルディーニャ島の悲劇 〜冷静と冷や汗の間〜

子宮腺筋症になってからの一番の悲劇は
友人と年に1回行っているバカンス旅行でのこの出来事。

サルディーニャ島旅行中に例の激痛がお腹に走った事。。。

しかもそれがまさかの

ホエールウォッチングツアーの小型ボートの上だったこと💀

だ。(もちろんトイレなんてついてない10人乗りの小さいボート)

サルディーニャ旅行初日に申し込んだホエールウォッチング。
私は船が好きでイルカを見るのも楽しみにしていた。
船に乗ってから10分程経ったあたりからなんだかお腹の調子が悪くなってきた気がした。え、乗る前に食べたサンドイッチ?いやそれにしては早すぎる。。。
最初は気にしないようにしていたのだが、痛みの波がどんどん狭まってきて、目を開けているのも辛くなってきた。
しかし乗っているのは自分たちだけではないので、なんとか気を紛らわしながら我慢をしていたのだが、イルカが全くおらず、進んでは止まり、進んでは止まり。。。具合の悪さも何度もピークに達しては我慢。。を繰り返していた。
ツアー自体は45分。。。30分辺りからの私はずっとこう考えていた。

最悪の最悪の場合、この船から飛び込んで。。。するしかない💀

ただ。。。サルディーニャ島に来た理由はこの美しい海なわけで。。。
っていうか海が美しすぎるわけで。。。
汚い話、小でもわかってしまいそうなくらいの美しい水なわけですよ 涙

そんな事しか考えてないイルカを見るのは地獄の会は、まさかのイルカを見る事なく船は帰路についた。(ありがた迷惑なことに、ちょっと延長までしてイルカを探してくれた💀)途中から私の頭にはイルカのことなど全くなかった。

具合が悪いと伝えればいいんじゃないか?と思われるかもしれないが、有料のツアーだったことと、一番後ろに座っていたのと、私は英語が全く話せないのとで我慢をする方を選んでしまった。(友人は英語が通訳ばりにできるのだが、自分のことは自分で、なタイプなのと、このツアーにあまり興味ないのに誘ってしまったので強く言いづらかったのと。今までの体調のことも特に話てはいななかった。。)

戻りの船で友人に、申し訳ないが船が着いたらダッシュでホテル(徒歩7分ほど)に帰ると伝えた。とにかく急ぎたかったので私のカバンを持って帰ってもらってもらうことにした。

船が着いたら一目散に降りる私。(ありがたいことに一番後ろが先頭になった)
水着は着ているが、海遊びではなかったので服も着ている状態。
こんな時に限ってツナギを着てるじゃないか馬鹿野郎!!
しかも足元は砂浜なので、走っても走っても進まない💀
サンダルを履いて走ろうか、いやそんな時間があったら1歩でも進みたい。
この時の私の姿はどんなに滑稽だったであろうか。

とにかく走って走って裸足のままカードキーだけを持ってホテルの裏口から入り、エレベーターも待てなかったので階段で3階まで猛ダッシュ。
(ていうか止まったら完全アウトだった)
階段を上がりながら服を脱ぎ、珍しくいいホテルを取っていたのでスムーズに扉が開いて、ギリッギリ本当に間一髪のところで私の自尊心は守られたのだった。。。

そしてまた生理がきたのだ。。。10日前に終わったばかりだったのに。。。

この時にやっと思ったね。

病院へ行こう

と💀
あとお尻の筋肉を鍛えなければと。

そして戻ってきた友達に、ごめん明日のツアーも無理かもしんない。。。
と伝えて、今までの経緯を説明した。

ちなみに次の日はなぜかすこぶる体調が良く、ホテル近くの海で十分満喫できたので、旅行自体はいい思い出である。
珍しく奮発して、いいホテルにしておいてよかったアラフォー女旅2018夏。

しかし、
この体調不良は思ったより長く続いてしまい(というより悪化した)予約までしていたアラフォー女旅2019夏(ミコノス島)を泣く泣くキャンセルすることになるのだ。。。涙

そして2020はコロナで計画すら立てられないという話💀

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