見出し画像

こうやって世の男性はしりに敷かれていくのだな。と

奥さんの方が大変なのはやっててわかる。
だからって旦那の方もそれなりに大変だ。

子供は尊い。時間も尊い。

僕たち夫婦は個人事業主としてカフェを営んでいる。
1人目が0歳の頃に朝から晩まで働くスタイルのケーキ屋を閉めて色々と手探りでやってきた。
シェアキッチンをやってみたものの課題が見えて休むことに、
その中で3年経って残っているのが現在のカフェだ。

シェアキッチンも併設していたので自分たちの使える日は週に2回の営業日とキッチン利用者さんが来る前か帰った後。

ありがたいことにカフェは少しだけ評判になり忙しくなった。

結局のところ、、朝から晩まで家には居れない感じに。

子供との時間を取るはずが、、

問題はわかっている。

「頑張ってしまう」ことだ。

職人で生きてきて、商売人として生きてきて
「頑張らない」ことは難しい。

最近は、良いのか悪いのかわからないけど
「頑張らない」ことができている。

おかげでストレスは減った。不安は最初あったが多少慣れてきた。

そして2人目を授かった。

僕47歳、奥さん39歳で2人目を授かった。

子供1人の子育てには慣れてきていたが、
2人目が増えることは自分的には未知の世界。
僕はひとりっ子なのだ。

ひとりっ子の僕には兄妹のいる日常の対処法がわからない。

子供の頃は喧嘩しても仲直りの方法がわからなくて
なるべく争いごとは避けてきた。
日常的に喧嘩をしている兄弟持ちに比べて確実に弱い部分だ。

一方奥さんは3人の末っ子。

上の子の気持ち。これがなかなかわかってあげられない状況で日常は進む。

結局のところ、奥さんは子育て、僕は仕事が増え

上の子は保育園に預けるのだが、
もう一人増えることで子育てが大変に。

それでもカフェは営業日数をそれほど増やさずに週に2、3営業に。
お金は必要だけど、無理も良くない。

僕らは2人でカフェ営業なので時間を作ることはできるけど
普通に旦那さんが働いて、ワンオペ育児は本当にすごいと思う。
一人で2、3人子供を連れている人を見たら
心の中で「お疲れ様です」と思っている。

今のカフェは奥さんが店長。

僕はこれまでお菓子屋さんを経営してきてて奥さんはそこのスタッフだった。奥さんは僕についてきていた構図だ。

それが今回のカフェからは名実ともに奥さんが店長で僕はサポート役。
いわゆる「ドラえもん」をやっている。

お菓子の仕込みは僕、仕上げは奥さん。

それでも「立場は人を作る」というが、
母になり、店長になり、だんだんとしっかりしてきた。

子育てもしながら、背中に0歳の子供を背負いながら仕事をする姿は神々しさまで兼ね備えた。

こんな時、男はダメだね、言い訳ばかり考える。歳のせいにしたり。。

こうやって世の男性はしりに敷かれていくのだな。と

日々感じるのである。

それでも、なるべく子供は風呂にいれて0歳を寝かしつけることはする。
けど、奥さんの苦労には全然追いつかない。

「自分なり」でも良いから頑張りすぎずに子育てをしようと思う。

基本的に考えることは、
子供のために何ができるか?
よりも奥さんにとって何が助かるか?を考えている。

それでも考えてる間にも時間は過ぎていくんだよね。
行動が大切なんだよね。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?