【1番カンタン!お金の知識①】「金融緩和」とは?
こんにちは、あごパパの妻です!
読み飛ばしたくなるような小難しい経済用語を、小学生でもわかるように短くザックリ説明します。
今回は「金融緩和」についてです。
「金融緩和」という言葉をよく聞くけれど、実はよく分からない人は、ぜひ参考にしてください。
金融緩和とは
金融緩和のポイントは以下の3つのみ!
市場に出回るお金が増える(お金が使われるようになる)と、企業のモノ・サービスが売れて、働く人々の給料も増えて消費も拡大していく状態になります!
これが景気が良い(=活気がある)状態です。
市場に出回るお金を増やす方法
市場に出回るお金を増やす方法として「金利の引き下げ」があります。
中央銀行(国家や特定の地域の金融機構の中核となる機関:日本の中央銀行は日本銀行)が金利の引き下げを行うことにより、そこからお金を借りる民間銀行がお金を借りやすくなります。
その結果、民間銀行も金利を下げることが可能に。
そして金利が下がれば、民間銀行からお金を借りる一般企業や個人もお金を借りやすくなり、ローンが組みやすくなります。
マイホームを検討する人が増えれば、ハウスメーカーや不動産会社だけでなく、インテリア業界なども活性化しますよね!
お金が動くようになれば、経済活動が活発になり、景気がよくなります。
【補足】金利・利息とは?
「利息」は、借りた人が貸した人へ支払う対価(レンタル料)のこと。
「金利」は、借りた金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)が発生するのかを表します(通常はパーセント(%)で表記)。
金利が下がれば返すお金が減るので、お金が借りやすくなりますよね!
金融緩和もうひとつの方法
金融緩和のもう一つの方法として、「国債などの資産の買い上げ」があります。
中央銀行が民間銀行の持つ国債を買い上げると、以下のようになります。
その結果、中央銀行が金利の引き下げた場合と同様に、企業や個人がお金を借りやすくなり、経済活動が活発になります。
【補足】国債とは?
「国債」とは、国が税収の不足を補うために発行する債券 のことです。
地方公共団体が発行する場合は「地方債」 と呼び、国債と地方債のことを合わせて公債と呼びます。
経済は難しくない
経済用語は難しいものが多いですよね……。
私も「漢字が多くてとっつきにくい。」と思っています。
今後も経済用語などを分かりやすく説明していきたいと思います!
一緒に少しずつ経済に詳しくなっていきましょう。
【参考】金融緩和と金融引き締め
「金融緩和」と「金融引き締め」は対義語で、反対の政策です。
金融引き締めについては、下記の記事でまとめています。
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