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【1番カンタン!お金の知識②】「金融引き締め」とは?
こんにちは、あごパパの妻です!
読み飛ばしたくなるような小難しい経済用語を、小学生でもわかるように短くザックリ説明します。
今回は「金融引き締め」についてです。
「金融引き締め」という言葉をよく聞くけれど、実はよく分からない人は、ぜひ参考にしてください。
金融引き締めとは
金融引き締めのポイントはこちら!
・金融引き締めは「景気の過熱を抑える政策」
・景気の過熱=物価が上がりすぎている状態
・金融引き締めの方法は「金利を上げる」こと
つまり、モノやサービスなどの価格が高くなりすぎているときに、金利を上げて、その価格を下げる政策です。
【補足】物価とは
「物価」とは、世の中のモノ・サービスの価格を総合的に表したものです。
モノの値段は「需要(買いたい)と供給(売りたい)のバランス」で決まります。
売られている量よりも買いたい人が多いときに物価が上がります。逆に売られている量よりも買いたい人が少ないと物価は下がります。
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金融引き締めの方法
金融引き締めの方法として「金利の引き上げ」が有名です。
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中央銀行(国家や特定の地域の金融機構の中核となる機関:日本の中央銀行は日本銀行)が金利の引き上げを行うことにより、そこからお金を借りる民間銀行もお金を借りにくくなります。
その結果、民間銀行も金利を上げることに。
金利が上がり、民間銀行などからお金を借りにくくなると、企業は設備投資を抑え、個人も買い物などを抑える動きが出てきます。
市場に出回るお金が減ると、モノが売れなくなるので、物価を抑制する動きにつながっていきます。
【補足】金利・利息とは?
「利息」は、借りた人が貸した人へ支払う対価(レンタル料)のこと。
「金利」は、借りた金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)が発生するのかを表します(通常はパーセント(%)で表記)。
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金利が上昇すると、返さなければならないお金が増えてしまいますね…。
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金融引き締めはなぜ必要?
「景気が良いっていいことじゃないの?」
「景気を抑制させる必要ってある?」
と思う人もいると思います。
実は、景気が良すぎると過度なインフレが生じてしまいます。
インフレとは、モノやサービスの値段が継続的に上がることで、相対的にお金の価値が下がることです。
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モノやサービスの値段が上がり過ぎると、今までと同じ生活を続けていくためには、これまでよりもたくさんのお金が必要に…。
収入がすぐに増えるわけではないので、家計のやりくりが大変になりますよね。
中央銀行は、モノやサービスの値段を安定させ、お金の価値を保つために、金融引き締めや金融緩和などの金融政策を行い、バランスを取っているのです。
経済は難しくない
今回は「金融引き締め」について説明してきました。
経済用語は難しいものが多いですよね……。
私も「漢字が多くてとっつきにくい。」と思っています。
今後も経済用語などを分かりやすく説明していきたいと思います!
一緒に少しずつ経済に詳しくなっていきましょう。
【参考】金融緩和と金融引き締め
「金融緩和」と「金融引き締め」は対義語で、反対の政策です。
金融緩和については、下記の記事でまとめています。
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